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古い写真から蘇る思い出の山旅・その76

2025年01月06日 14時26分50秒 | 山歩記

古い写真から蘇る思い出の山旅・その76
「初めての鍋割山・塔ノ岳」


かれこれ27年前1998年2月に、当時一時所属していた山の会の仲間に誘われて、「鍋割山・塔ノ岳」を訪ねたことがあった。当時はまだ自営業を続けていた頃であり、「家族で山歩きを楽しむ」レベルだったが、思い立って参加したものだった。その頃まで、丹沢方面の山を全く訪れたことがなくて、「初めての鍋割山・塔ノ岳」だったのだ。
当時はまだ、バカチョンカメラ(ポケットサイズのフィルムカメラ)しか持っていなかった頃だったが、その写真がプリントしてアルバムに貼ってあり、「OCNブログ人」でブログを始めてまもなくの頃、スキャナーで取り込んで、ブログ・カテゴリー「山歩記」に書き留めたことが有ったが、外付けHDに残っており、久し振りに引っ張り出して、改めて「古い写真から蘇る思い出の山旅」の一つに加えることにした。
昔のことを懐かしがるのは、老人の最も老人たるところだ等と自嘲しながら・・・。


山行コース・歩程等

表丹沢県民の森入口→二俣→後沢乗越→鍋割山山頂(鍋割山荘)→小丸→大丸→金冷シノ頭→塔ノ岳山頂(尊仏山荘)→金冷シノ頭→花立→堀山ノ家→駒止茶屋→見晴茶屋→大倉 
(標準歩行所要時間=約6時間15分)

(昭文社の「山と高原地図」から拝借)


前日の夜から明け方に掛けて、平地では雨、山沿いでは、降雪積雪だったようで、当日は、新雪を踏む冬山気分を味わえた山行だった気がする。
自宅を早朝5時頃出発、午前8時15分、小田急渋沢駅に集合したようだ。
タクシーに分乗し、表丹沢県民の森入口まで入り込み、
9時頃、表丹沢県民の森入口を出発したとある。
10時頃、後沢乗越に到着、
尾根上は、強風、木枝から雪が舞い落ち、時々広がる青空が眩しかった。
11時20分頃、鍋割山山頂(標高1,272.5m)に到着、
出発時には、曇天だったが、次第に天候回復、青空が広がり出し、
素晴らしい景色を眺めながら、鍋割山荘前の雪原で早目の昼食となったようだ。

丹沢主脈方面

相模湾方面

鍋割山荘前

 

12時頃、鍋割山山頂を出発、
しばらくは、ブナ林の明るい尾根道が続き、
小丸(標高1,341m)を経て、
二俣分岐付近で、軽アイゼン(6本爪)装着、
12時50分頃、大丸(標高1,386m)を通過、
13時20分頃、金冷シノ頭に到着、
ここで、ザックをデポし、塔ノ岳へ向かう。
カラ身とあって、急登も、ベテランの足、早過ぎ、
結構喘ぎながら、後を追ったような気がする。

雪の華

塔ノ岳への急登

13時40分頃、塔ノ岳山頂(標高1,490.9m)に到着

尊仏山荘、日ノ出山荘、

 

山頂は、強風、地吹雪状態、

もっと大展望を楽しみたいところだったが、
休憩無し、証拠写真?を撮り、すぐ引き返した気がする。
14時には、金冷シノ頭に戻り、
14時15分、花笠山荘で小休憩、
ここで、軽アイゼンを外したようだ。
あとは、長い、階段状の急下降、
大倉尾根(別名、馬鹿尾根?)をひたすら下り、
最後には、膝が笑い出し・・・、
16時30分頃、ヘトヘトに疲れ果てて、
大倉に到着したような気がする。

「鍋割山・塔ノ岳」は、当時、季節を変えて、何度でも訪れてみたい山等と思ったものだったが、
結局、後年になって、1度だけ、妻と二人で再訪したに留まり、足、腰、痛!、痛!の今となっては、「鍋割山・塔ノ岳」もまた、遠い思い出の山となってしまった。


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2 コメント

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Unknown (錫杖)
2025-01-06 14:19:20
懐かしい色合いのネガ写真ですね
たけじい様のがわたしよりだいぶ先輩だと思いますが、私もよく似た年代に名山を巡っていたのでとても
懐かしく記憶が蘇ってきます。

本年もよろしくお願いいたします。
返信する
錫杖さん、こんにちは、 (takezii)
2025-01-06 15:20:45
>懐かしい色合いのネガ写真ですね... への返信、

爺さんの気まぐれ、ごちゃまぜブログに、コメントをいただき、有難うございます。
錫杖さんのプロ級山岳写真とは、天と地の拙劣写真ばかりですが、八十路過ぎてからは、思い出の写真になっているんです。
古い写真をみると、あの日あの場所が炙り出されてきますね。
今年もよろしくお願いします。
返信する

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