昨日、年末の「餅つき」をしたが、今日午前中は、「餅切り」と「あられ作り」と相成った。我が家では、毎度のこと、「餅つき」をした日の翌日、のして(伸して)おいた餅の「餅切り」をし、切れ端を「あられ」にすることにしている。「餅つき」の方は、妻一人で出来る仕事だが、「餅切り」「あられ作り」は、力仕事、爺さんの出番となる。
どうも関西地方では、ついた餅を「丸餅」にするのが主流のようだが、我が家の場合は、のした(伸した)餅を適度な大きさの「角切り」にし、直ぐ食べる分を除いては、冷凍庫に保存し、小出しにボチボチ食べることにしている。いい加減にのした(伸した)餅を角切りにするため、切れ端がかなり出来るが、それらはさらに細かく切り刻んで、「あられ」にすることにしているのだ。
(注)「のし餅」の「伸す(のす)」とは 「均等に力を加えて、物を伸ばして広げること」と 辞書に出ている。
「切り餅」
「あられ」
適度に乾燥させてから、フライパンで煎って 醤油をまぶせば
自家製「あられ」が 出来上がる。
昭和20年代、30年代の子供の頃、
菓子類等、おいそれと買えなかった時代、
おやつのひとつだったこともあり
その風味が懐しく、毎度、作ってしまっている。
出来上がった自家製「あられ」
(過去の写真)
親戚の家で石臼で搗いたこともあります。
搗きたては柔らかく、粟餅や黄粉餅で食べていました。
昔は冷凍庫がなかったので、日にちが経ってからは大きな瓶に水を入れて保管していました。
まいにち三食餅ばかりで、1月も下旬になるとお米が恋しくなったものです。
昔を思い出してコメントが長くなりました。