住宅の一戸一戸、水道メーターを覗き込み データを送る 検針員さん(中高年の女性が多いようですが) 地味で目立たず 根気のいる仕事だと思います。多分 民間委託の業者さんなのでしょうが 生真面目で几帳面、辛抱強い人でないと なかなか出来ないと思います。
「こんにちはー」等と 一声懸けながらも 通常 何もなければ 居住者と顔を合わすことなく、忍者のごとく 立ち去っていきますが 今日の我が家、「ピン ポーン!」 チャイムが鳴りました。
どうやら いつもの 使用量より かなり多い使用量であること と 絶えず メーターが動いていることから 「凍結防止のために ポタポタ流している使用量なのか」「水道管破損水漏れ等による使用量なのか」 確認したいということでした。とりあえず 屋内外の蛇口のすべてを 完全に閉めて見て欲しいということで 閉めたところ メーターの動きも ぴたっと止まったことで 「凍結防止のため ポタポタ流している使用量である」と 判明。納得したところです。
実は 2年程前にも 女性の検診員さんの 「ピン ポーン!」が有り、「使用量が いつもより 異常(数倍)に多いが 何か 水道使用に変化がありましたか?」等と 声が掛かりました。特別 使用量が増えるような生活の変化も無かったので、「おかしい!」ということになり 早速 水道局指定の水道業者を呼んで調べてもらったところ 水道管の繋ぎ部が緩んでいて かなり漏水していることが判明、直ぐ 修理してもらったことが有りました。
検針員さんとて 業務マニュアルに沿っての対応なのでしょうが 居住者の なかなか気が付かない部分を しっかり見ていてくれているんだと 感じていました。
また そのような事態になった場合 水道局指定の水道業者から 水道局に 報告書?が 回り 水道管破損水漏れ等が原因で発生した異常使用量で支払ってしまった水道料金と 通常の使用量の水道料金との差額は 後日 返還されることも その時 初めて知りました。
いろいろなサービスが 「詳しくは ホームページをご覧下さい」的になっている時代の中で なんとも効率が悪るそうな 昔ながらの 人が介在するサービス、なんだかうれしくなります。
顔も名前も 覚えていませんが 水道メーター検針員さん 有難う。