古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

熱帯樹    三島由紀夫

2016-01-17 15:21:49 | 小説の紹介
昭和37年3月



演劇の脚本として書かれたらしい。郁子は病気で




一カ月に一羽小鳥を殺しているという導入部分。



金持ちの父親との折り合いが悪く、母は父を殺し




たいと思っているが、目の前では父好みの派手な



服を着て、尻尾を振っている。というような、三島



お得意のセレブのどろどろ話である。まあ、こんな




野ばかり書いていたら、死にたくもなるよな、と言



う話である……。
コメント
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