新潮文庫 平成六年2月
とりあげられている二〇冊の本の中で、読んだことのあったのは
三冊くらいしかなかった。
やはり、最重要なテーマは、老化と死と独り身ということになる
だろうか。
芥川龍之介の「鼻」で、鼻の脇を押すと白いものがでる、という
のを、ボク自身は経験ないが、十九歳のころ、バイト先のおとこ
がやってみせて、そいつはヘンタイのいかれ男だったから、大層
気持ち悪かった覚えがある。ヘンタイだから白いものが出てくる
んじゃなくて、女の人もでるのだ、と思った。
十六冊目、夏目漱石の「猫の墓」も、ボクもペットが死んでしまって
山に墓を作ってあげて、弔ってやった。詳しくはまた別の機会に。
平成9年時点では、群さんは読書量が激減し、不良中年宣言されているが、
いまはどうなのだろうか……スゴく気になるんですけど。
とりあげられている二〇冊の本の中で、読んだことのあったのは
三冊くらいしかなかった。
やはり、最重要なテーマは、老化と死と独り身ということになる
だろうか。
芥川龍之介の「鼻」で、鼻の脇を押すと白いものがでる、という
のを、ボク自身は経験ないが、十九歳のころ、バイト先のおとこ
がやってみせて、そいつはヘンタイのいかれ男だったから、大層
気持ち悪かった覚えがある。ヘンタイだから白いものが出てくる
んじゃなくて、女の人もでるのだ、と思った。
十六冊目、夏目漱石の「猫の墓」も、ボクもペットが死んでしまって
山に墓を作ってあげて、弔ってやった。詳しくはまた別の機会に。
平成9年時点では、群さんは読書量が激減し、不良中年宣言されているが、
いまはどうなのだろうか……スゴく気になるんですけど。