初孫がまもなく3歳である。娘夫婦の家にはたくさんのおもちゃが転がる。そして我が家でも女房がこんなものを売っていたと動物・アンパンマンのシール、ブルドーザー・ダンプカーなどのミニカー類などを買ってくる。今は色んな物が安価で手に入るようだ。自分が子供の頃はどんな遊びをしていただろうと考えてみる。、
おもちゃは何か買ってもらったのだろうがあまり記憶に残っていない。唯一、お祖父さんがソフトボールのボール・バット・グローブを買ってくれたのは覚えている。ではその他は?野原を飛び回っていたことを思い出す、”山菜採り”である。春にはワラビ・イタドリなどを誰よりも先にと探したものである。、が”山菜採り”と言って最も燃えたのは秋のアケビ取りである。
最初の写真2枚は野山によくあるアケビの花である。アケビは雌雄同株で左の写真が雄花で右側の写真が雌花である。雌花に見えるバナナのような雌しべ1つ1つが受粉であけびの実になる。野山では受粉し実になるのは1つの雌花で1~2つである。このアケビの葉は5枚が1セットである。アケビにはこの種の他、葉が3枚セットのミツバアケビと言うのがあると聞いていた。先日、パパイアなどを見た内藤記念くすり博物館で初めてこれを見て、少々驚いた。写真3,4がそれだが雄花・雌花とも全く異なり、花の付き方もかなり違い、1つの雌花が茎の近くにあり、その茎の先に雄花がたくさん付いている、まるで大将(雌花)が家来(雄花)を従えているようでちょっと落ち込んだ。因みは実は同じようなもののようだ。
桜の時期も終わった。野山では山桜が咲いていたのを思い出す。山桜は当然だが温かい山裾から咲き始め、だんだんと山を上る。また山桜はソメイヨシノなどとは異なり葉が出た後に花が咲く(写真5)。もう一つ、春の山で楽しみだったのは春蘭である(写真6)。が、春蘭の名前は知らず、”ジイサンバアサン”と読んでいた。花の中を覗くとそう見えると教えられたが・・・今見ても???である。
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