ノーテンキなアメリカ、バンザイ!!
* * * * * * * * *
あら、まだやってたの?という時期でしたが、
ちょうどたまたま時間が空いたので、見てみました。
本当はすぐに見たかったのですが、見逃していたのですよね。
ダイ・ハード6年ぶりにして5作目。
“世界一ついていない男”ニューヨーク市警のジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)、
今度の舞台はなんとモスクワ!
冒頭、ロシア語で語られる何やらハード・アクションぽい硬質な雰囲気に、
思わず上映室を間違えた?と思ってしまったのですが、
間違えてはいませんでした。
ロシア政財界の大物が過去「チェルノブイリ原発事故」に絡む陰謀を繰り広げていた・・・。
今時チェルノブイリと聞けば
また日本人としてはドギマギしてしまいますが、
な~ぜか、ジョン・マクレーンがはるばるロシアまでやってきて、
こんな事件に巻き込まれてしまう・・・。
というのも、彼の息子ジャック・マクレーン(ジェイ・コートニー)が、
ロシアで警察沙汰のトラブルを起こし、裁判を受けることになってしまったのです。
何年も音信不通だった息子がロシアで逮捕された!
どうせ麻薬がらみか何かのバカな犯罪に関わったのだろうと、
息子を全然信用していないジョンは、
とりあえず休暇をとってモスクワに向かいます。
いやいや、しかし、その読みは全くのハズレ!
息子は親を見て育ち、そして親を超えていくものなのですよ・・・。
たとえ物心ついてからは、反目し合うばかりで
ろくに話をしたことがなかったとしても・・・ね。
例によって冒頭からものすごいカーチェイスシーンが繰り広げられまして、
ただただボー然・ア然。
普通これで死んでますから・・・。
なんとも遠い父と息子の心の距離が、
少しずつ接近していく様が、とてもいい感じに描かれています。
息子は強がって父親を「父さん」とは呼ばずに「ジョン」と呼ぶ…。
それにしてもこの父有りて、この息子有り。
結局は似たもの同士。
もしかして「ダイ・ハード」は今後息子に引き継がれて続いていくのでしょうか?
男っぽくがっしりタイプのジェイ・コートニーも悪くないですよね!
今作は対比してロシアの父娘関係も語られますが、
これにもちょっと罠があったりして、一筋縄では行きません。
実はこの前に「クラウド アトラス」、「オズ・はじまりの戦い」をみて、
全然おもしろいと思えず、
もしかして私はミニシアター系でなければ感動できなくなってしまったのかと、
不安を感じておりましたが、
今作はやっぱり面白く、ホッとしました。
感動のツボというのは個人差があるものなんですね。
今作も、こんなに異国の街をめちゃくちゃにしたこの二人に
何の咎めもないのだろうかとか、
いろいろ突っ込むべきところはありつつも
エンタテイメントとしてはやっぱり面白いんですよね。
ノーテンキなアメリカ、バンザイ!っていう気になってしまう。
これもひとつの方向性ではあります。
「ダイ・ハード ラスト・デイ」
2013年/アメリカ/98分
監督:ジョン・ムーア
出演:ブルース・ウィリス、ジェイ・コートニー、セバスチャン・コッホ、ラシャ・ブコピッチ、コール・ハウザー
破壊度★★★★★
父子の意地っ張り度★★★★★
満足度★★★★☆
* * * * * * * * *
あら、まだやってたの?という時期でしたが、
ちょうどたまたま時間が空いたので、見てみました。
本当はすぐに見たかったのですが、見逃していたのですよね。
ダイ・ハード6年ぶりにして5作目。
“世界一ついていない男”ニューヨーク市警のジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)、
今度の舞台はなんとモスクワ!
冒頭、ロシア語で語られる何やらハード・アクションぽい硬質な雰囲気に、
思わず上映室を間違えた?と思ってしまったのですが、
間違えてはいませんでした。
ロシア政財界の大物が過去「チェルノブイリ原発事故」に絡む陰謀を繰り広げていた・・・。
今時チェルノブイリと聞けば
また日本人としてはドギマギしてしまいますが、
な~ぜか、ジョン・マクレーンがはるばるロシアまでやってきて、
こんな事件に巻き込まれてしまう・・・。
というのも、彼の息子ジャック・マクレーン(ジェイ・コートニー)が、
ロシアで警察沙汰のトラブルを起こし、裁判を受けることになってしまったのです。
何年も音信不通だった息子がロシアで逮捕された!
どうせ麻薬がらみか何かのバカな犯罪に関わったのだろうと、
息子を全然信用していないジョンは、
とりあえず休暇をとってモスクワに向かいます。
いやいや、しかし、その読みは全くのハズレ!
息子は親を見て育ち、そして親を超えていくものなのですよ・・・。
たとえ物心ついてからは、反目し合うばかりで
ろくに話をしたことがなかったとしても・・・ね。
例によって冒頭からものすごいカーチェイスシーンが繰り広げられまして、
ただただボー然・ア然。
普通これで死んでますから・・・。
なんとも遠い父と息子の心の距離が、
少しずつ接近していく様が、とてもいい感じに描かれています。
息子は強がって父親を「父さん」とは呼ばずに「ジョン」と呼ぶ…。
それにしてもこの父有りて、この息子有り。
結局は似たもの同士。
もしかして「ダイ・ハード」は今後息子に引き継がれて続いていくのでしょうか?
男っぽくがっしりタイプのジェイ・コートニーも悪くないですよね!
今作は対比してロシアの父娘関係も語られますが、
これにもちょっと罠があったりして、一筋縄では行きません。
実はこの前に「クラウド アトラス」、「オズ・はじまりの戦い」をみて、
全然おもしろいと思えず、
もしかして私はミニシアター系でなければ感動できなくなってしまったのかと、
不安を感じておりましたが、
今作はやっぱり面白く、ホッとしました。
感動のツボというのは個人差があるものなんですね。
今作も、こんなに異国の街をめちゃくちゃにしたこの二人に
何の咎めもないのだろうかとか、
いろいろ突っ込むべきところはありつつも
エンタテイメントとしてはやっぱり面白いんですよね。
ノーテンキなアメリカ、バンザイ!っていう気になってしまう。
これもひとつの方向性ではあります。
「ダイ・ハード ラスト・デイ」
2013年/アメリカ/98分
監督:ジョン・ムーア
出演:ブルース・ウィリス、ジェイ・コートニー、セバスチャン・コッホ、ラシャ・ブコピッチ、コール・ハウザー
破壊度★★★★★
父子の意地っ張り度★★★★★
満足度★★★★☆
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