ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ポピュリズムの害、ってこういうことなんか!

2025-03-20 10:16:45 | 社会
れいわ新選組について、マイナスに聞こえる発信はしたくないんだが、
これはぁ、・・・・
ちょっと書いておかにゃならんよな。

千葉県知事選、ど本命の熊谷現市長の圧勝は仕方ない(歓迎してはいない)として、まったく県知事やる気のない立花孝志が、7万票以上も取ったってことと、その投票者にれいわ新選組の支持者が含まれてたってこと、これはかなりショッキングなことだぜ。



「息吐くようにウソをつく」ホラッチョ立花孝志(ちだいさんの表現)、選挙期間中、千葉を離れて兵庫県で卑劣な情報漏洩者・増田県議の応援?に終始した男、裁判所から「反社会的カルト集団」に認定されたN国党の立花孝志、きゃっを応援するれいわ新選組支持者がいるってかぁぁぁ?

ぜーんぜん、信じられんのだけどぉ!

ショックはさらに、兵庫県知事選挙でも、斎藤元彦にれいわ支持層の票がかなり流れたって数値も出て来ちまった。わっ、

どう考えたらいいんだ?この信じ難い事実を。

斎藤元彦については、当時の兵庫県内は情報が錯綜してたようなので、見誤ったって人も少なくないのか、とは思うが、それだって、10年で10人と不倫!って信じるぅぅぅ?仮にしたとして、そんな人が公益通報仕掛けるかぁぁぁ?いやもう、マンガでだってあり得ない設定だろ。が、それはともかく、

千葉県知事選で立花ってどうよ???

現職知事にはいろいろ問題もあったようなので、熊谷は嫌!!て気持ちはわかるが、だったら、無所属共産党推薦の候補か、それもお断りって、几帳面に徹するなら、白票もしくは棄権だろう、まずいパターンだが。

立花、ないよ!も一度言う、立花はないよ!!
だって民主主義の破壊を全速力実行中の男なんだから。
社会の常識を掘削除去中の奴なんだから。
逮捕収監が目前、ほんとさっさと捕まえてくれぇ兵庫県警!の犯罪者なんだから。

れいわ支持者がどういう考えで立花に入れたのか、それはわからない。いや、本当の支持者かどうかも疑問はある、アンチのいたずらの可能性もないわけじゃないだろう、が、

見たくない事実から目を背けちゃならんだろうな。

冷静に!直視して!

既成勢力への反感、自公も維新も国民もダメっ、共産党もれいわの足引っ張りしてるから入れたくない、じゃ、そんな現状拒否の強烈な意思を目に見える形で示すには、敢えて立花孝志に入れてやるか!
これが、いくらか好意的な見立てだ。だが、

もっと、無残な推論もあり得る。
れいわ新選組の支持者には、差別主義とか排外主義、民主主義否定の暴論に惹かれている人たちが一定数いるって可能性だ。
まさしく、悪しきポピュリズムそのもの!

思い当たる理由、れいわ新選組が消費税廃止のワンイシューの党と見做されていることなんじゃないだろうか。
デモでも、国会の質問でも日曜討論なんかでも、主張の主体は消費税廃止、積極財政だ。れいわと言えば、消費税廃止、政治から見捨てられ、投票という権利さえ放棄して来た人たちをもう一度、国会の主人公に返り咲かせるには、経済、暮らし、減税をアピールすることが基本って山本代表以下の判断は決して間違いじゃねえさ。今や社会は日本のみならず全世界的に、格差社会の真っ只中に落ち込みつつあるから、戦いは当然ここからだ。

しかし、山本太郎にしても主要なメンバーにしても、れいわ新選組が消費税廃止だけの党とは見なしていない。
国会議員の顔ぶれをみればそれは一目瞭然だ。
障害を持つ議員がいる、反原発に関わっている議員もいれば、人権問題や民族差別と闘っている者もいる。バッチは付けていなくても、平和追及のエキスパートやLGBTQの当事者もいる。

党の規約にもそれは明らかだし、ことあるごとに発せられる声明でも、その姿勢は明確、勉強会などの取り組みも多方面の課題に向き合うよう熱心に取り組まれている。
トランプが忌み嫌い強制追放しようとしているDEI、(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン) そのもの、それに反原発を含むSDGs、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標) だ。
れいわ新選組やその中心メンバーたちの行動や時々の発言を少しでも追っている支持者なら、れいわが消費税廃止のワンイシューの党ではないことははっきりわかっている。
だが、全体像をしっかり見つめて、党の主張をほぼ理解して支持している人ばかりではないということなのだ。税金下げて交付金、それのみに賛同する人たちもいるってことなんだな。

この先、れいわ新選組の支持はさらに大きくなっていくだう。それほど、今の社会は行き詰っているから。

だが、それは同時にれいわへのあらぬ期待が広がる可能性も秘めている。れいわがいささかも惑うことなく掲げて来た消費税廃止あるいは減税の主張もいまや、他の多くの党で掲げられるようになってきた。これらの党との部分的連携も課題に上がって来るだろう。
その時に、れいわ新選組の支持者の一部分が、愛国主義や排他主義、高齢者・弱者切り捨ての主張の他党派に引き寄せられて行かない保証はない。
事実、財務省解体デモには日の丸や旭日旗を掲げるメンバーもいて、中には財務省職員は日本人ではないっといった陰謀論を撒き散らすグループもいて、その中にれいわ新選組の支持者も加わっていた。もちろん、財務省解体の一事のみに共感したからだとは思うが。

一時、一部支持者や地方議員たちを動揺させた移民反対問題、参政党の「れいわは移民賛成」とのデマ宣伝に対して、れいわ新選組は移民に反対していると必死で叫び続けていた一部熱心な支持者や候補者がいた状況にも、この先の危うさがのぞいている気がする。

山本太郎が移民に反対するのは、引き入れられている多くの日本在住の外国人の人権を無視され、便利で安い労働力として扱われていること、その安い労働力が日本人の給与を引き下げることへの危惧からだ。
決して、移民たちの文化侵略とか、民族的軋轢とかの排他的な理由で反対しているわけではない。が、その境界は極めて不明瞭なものでしかない。「移民には反対」と理解して納得、安堵している支持者の中には、微妙に排外主義、移民排斥的な意識も潜りこでいるように感じられる。

さらに、この先、少子化、人口の減少が急速に進むわけだから、移民の受け入れという問題は、必ず出てくることと思う。その時のためにも、今、あまりに明快に移民は反対のみを言い募っていていいのかどうか。

ここいらが、実はこの先れいわ新選組を待ち伏せしている大きな障壁なのかも知れない。

移民の受け入れをどうするかは偏見や差別意識から離れてじっくりと議論していくべき事柄だと思う。
少なくとも、すでに日本国籍を取得した人たちや、何らかの在留資格を得て暮らしている多くの多国籍の人たちについても、法的にも現実面でも今のこの日本社会を支える大切な一員として、暮らしが保証されることでなくてはならない。

れいわ新選組は決して移民を忌避してはいない、難民も含め日本に暮らす人々の誰も見捨てはしないという姿勢を明確に表明すべきだと思う。
外国人の参政権についても、顔を背けることなく、日本の一員として徐々に認めて行く方向性を議論して行くべきだと思う。

その具体的表明行動として、雨宮処凛さんを参議院選挙公認として戦うなどは効果的ではないかと思う。反貧困活動の実践者でもあり、移民、難民のよき理解者である彼女の存在は、れいわ新選組に先々必要な論点を提供してくれるように思う。

中国からの帰化人、石平氏が維新から立候補を取りやめた。理由は、外国人、中でも中国人が国会議員になることは反国家的行動をとり兼ねないとの誹謗中傷に痛めつけられたからということだ。
石平氏の考えには賛同するところはないが、国籍を持ち、日本を愛する人が立候補さえ差し止められる現状は、きわめて危ういものだと思う。

れいわ新選組がその危うさに掬い取られないこと、その排外主義の潮流を押し止める力であって欲しいと強く願っている。

ポピュリズムの大敵は、反移民、排外主義だということは世界の極右化の中にはっきり示されていると思う。




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台本書き、突入!

2025-03-19 10:02:11 | 菜の花座
あと、2週間!
書けるのか、そんな短時間で?
って、書かにゃいかんのだよ、団員待ってるから。楽しみにしてるから。本当?

行けるぞ!これで、って偉大なる天の恵み、悪魔の囁き?燦然たる閃きが降りてきていない状態、これで始めるって、かなりヤバイ。韓ドラのせめて爪の垢並のストーリーを紡ぎたいって、無謀な願望、無理な野心、引きずってるから、ダメなんだ!

所詮は俺、才能なし、行動なし、知識なし、今ある思い付きのストックで、なんとかやっつけるしかないって、諦めて、ともかく、突入だぜ。

6月公演はシリアス方面まるでなし、ただただ馬鹿々々しく、面白い舞台を作る、それがコンセプトなんで、大まかに設定決まったら、あとは行き当たりばったり、ギャグやナンセンスがひょこんと飛び出してくるのに任せる、それしかない。



とは言っても、笑いとの取れるシチュエーションとか、キャラの設定とか、ストーリーのハチャメチャさとか、そこそこ目途を付けておかにゃならん、ってことで、まず、

登場人物の解説を、これまでになく丁寧に書き始めた。生い立ち、立場、人間関係、目標、癖、特技、・・・なんか、笑いとつながりを最優先に、キャラ決めしてみた。

これ書ければ、後は、行き当たりばったり、アイディアも浮かんでくるはずさ、これまで通りなら。
が、

今は今、以前は以前、浮かばぁぁぁん、何も出て来ない!どん突き、行き詰りって、大いにあり得るぞ、脳は老化曲線まっしぐらだから。

まだ2週間あるじゃん、って、3月後半期、台本に没頭しちゃいられないんだぜ。
味噌の仕込みはある、種もみの塩水選もある、雪解け具合によっちゃ、野菜の種蒔きだって待っている。
それと、令和の百姓一揆!東京でデモ、これは行かねばならん。

うーん、これはうかうかしておれんぞ。ブログなんて見限って、ジムトレなんて後回しにして、台本書きにかじりつけ!
なんて、全力集中したからって、頭はパニック、無回転、さっぱり進みゃしないんだ。

まっ、いつも通りの、ぐうたら、ぼちぼちページを埋めていくしかないんだけどな。
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アマプラ、Good Job!『東京サラダボール』

2025-03-18 09:40:08 | 映画・ドラマ
昨日はぐっすり眠れたぜ、アマプラ(アマゾンプライム)のお陰で。

なんだ、なんだ?意味わからんぞ。

素晴らしいドラマに出会えたからか、いや、そういうこじゃないさ。面白く夜を心地よく過ごさせてくれるドラマならネトフリにだってたっぷりストックされてるぞ。

出会えたラッキー!じゃなくて、

見逃した!ヤバッ、ってドラマをアマプラがきちんとバックアップしてくれてたってことよ、絶賛したいのは。

NHKドラマ10『東京サラダボール』



これは、もう、今時にゃ必見、必涙、必笑、そんな言葉あったか?まっ、それんな新語をでっち上げてしまうほど感動的なドラマだってこと。
まだ、1話、2話を見ただけなんで、内容については、すべて視聴終了した時にじっくり書く、として、一言だけ、タイトルの言われ

「東京は人種のるつぼ、じゃなくて、サラダボールなの」

うーん、鋭い!野菜たちが適度に居場所を保ちしつつ、それぞれの持ち味を主張する、外国人、65万人?とともに暮らす東京の知恵が詰まった言葉じゃないか。

白状する、NHKは「グレーテルのかまど」と「ドキュメント72時間」以外一切見ない。あっ、たまに「ピタゴラスイッチ」とサッカー日本代表の試合とかもか。

ともかく、あのニュース報道のあくどさ、何なんだ!あの政府御用達の切り取り報道は!自民党の悪政をここまで長引かせてる一因は、間違いなくNHKの政府広報番組にある。もちろん、民放はもっと見ないんだけど、たまに『報道特集』だけで。

ドキュメントタリー部門はともかく、その他は、どうせ!って小ばかにして視線を向けることさえなかった。が、

その過ちを正してくれたのは、「マイノリティ・レポート」!



そのエンタメコーナー?で、辛・淑玉と北丸雄二が激賞してたのが、この『東京サラダボール』、これまでのテレビドラマの最大傑作!とまで褒めちぎってたからね。

こりゃ見なくちゃならんよ。

と、気合入ったところで、はたと気づいた、もうNHKの放映、終わってんじゃん!ガーン!!NHKの見逃し配信って有料だよな、なんだよ、受信料毎月払ってんのに、うーん、もう。

ところがだ、なんとアマゾンプライムで全話見られるっていうじゃないか!
偉い!賢い!素晴らしい!これぞ、サブプライムだぜ。

こういう気くばり、ぜひぜひ大切にして欲しいよな。見逃した名作をリバイバルするってアマプラの得意分野だったもの、テレビドラマでもその路線、しっかり守り切って欲しいよな。

ネトフリにしろ、アマプラにしろ、オリジナル作品てのも大事だけど、こうやって、テレビやマイナーな映画界で地道に作られた作品にも、視聴の機会を与えて行く、そこから新しい才能が大きく羽ばたいて行くって流れ、あって欲しいぜ。

と、『東京サラダボール』に追いつけたこと、それを可能にしてくれたアマゾンプライムに謝辞を呈して、さっ、今夜も続きが楽しみだ!

と書いて、終わりにしようと思っていたら、なんと!
『侍タイムスリッパ―』、日本アカデミー賞受賞のあの超話題作



がアマプラで配信だってよ!3月21から、って、おっ、『東京サラダボール』の後はこれで決まりだな。








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韓ドラ『ペントハウス』、ゴォ~~~~ル!

2025-03-17 09:53:46 | 韓ドラ
やったぜ、ついにフルマラソン駆け抜けた!いや、ウルトラ100キロ並だな。
シーズン1で42話、折り返してシーズン2で26話、ラストスパートも28話!計96話!なっ、やっぱりウルトラマラソンだった。

いやまず、こんな長丁場を飽きることなく、途中休憩なしで、毎夜淡々と走り、いや、見続けた俺を褒めて、違う、違う!そこまで引っ張り通した『ペントハウス』に拍手ぅぅぅぅぅ!



最終回、登場人物のその後を描いて、すべて決着つけるんだよな、それってちょっとありきたりで退屈かも、めでたし、めでたしの連続になるだろうし。仕方ねえよ、韓ドラだもの、ラストは愛し合うものが結ばれて、美しいキッスシーン、これは定番、お決まりだもの、ジイサン、我慢しろ。

って、ここまでご苦労さん、ってお付き合いの気持ちで眺めていたら、
なぁぁぁぁんと!見事、どんでん返しで締められたぜ。完全に裏切られたなぁ。
命がけで復讐戦を戦った二人、生きててほしい!ってみんなの願い、のはずじゃないか。だから、おっやっぱり!生きてたんだ!
死んだと見せて生き返るってこのドラマの得意技だもの、ここはやっぱり、シリョンさんも生き延び、ローガンと一緒に幸せな新天地に向かってくれるんだよな、って、思うよなぁ、韓ドラファンとしちゃ。

が、なんと二人の乗った真っ青なオープンカーは、一気に3年前に後進、逆戻り、辛い現実、健気な身の処し方を種明かししてくれた。

裏切られた結末だったけど、これこそ真っ当、微かな違和感もすべて取り除いて、シリョンさんの復讐劇を爽やかに幕を下ろしてくれた。



いっくら相手が悪鬼であっても、自らの手による復讐は私刑だし、そのおどおどろしさ、歪んだ心はそのまんま許されはしないはずだから。実際、どこまでも極刑に追い込みたいと歪んだシリョンさんの表情は、どうしたって醜くて、浄化されなけゃならんものだから。
そう、シリョンさんが美しく生きながらえるには、自らに死を与えるしかないんだ。
まっ、死んだ二人が赤い紐で結ばれながら、天国へ歩むシーンは、ちょっと、て、へっ!て恥ずかしかったけど。

無事見終わったところで振り返り。
悪逆非道の二人も、悪の道に転げ落ちるきっかけやら切ない娘への思いなど丁寧に描いていたところもこの作品が愛されている理由だろう。

に、しても、よく殺したよなぁ!復讐相手の二人は当然として、挑む者たちもすべて死んじまった。切ない。そこまでしなくても!いや、殺すなよ、ミン・ソラもオ・ユニもナ・エギョもシム・スリョンもみんないい女じゃないか!

まっ、愛する者が迫害され残虐に殺害されるから、憎しみも限りなく沸騰し、この徹底的な復讐劇を成り立たせているわけだけどな。

としても、ここまで主役たちを容赦なく殺すドラマってのは初めてだし、この先もそうは生まれないだろう。

このドラマが見る者を魅了し続けた数多くの理由の一つ。
それは母(父)の娘への激し過ぎる愛だ。盲目的な母の愛、娘の成功のためには競争相手さえ殺してしまう妄執、これを復讐のベースにしたことだろう。限りなき母の愛、時に道さえ踏み間違える狂愛、これこそ誰もが納得し、没頭できる信条なのだろう。だから、母たちのひたむきな狂気も、復讐と言う禍々しい行いも、許す!ってことになるのだと思う。

献身的な愛、滅私の想い、永遠なる母!

現実はそうは美しかない、世の中親ガチャ、毒親ばやり、親だからって信じられっか!って現実だからこそ、こういう虚構が力を発揮するってことだよな。

辛い真実より身をゆだねたい絵空事!
壮大な嘘を見事描き上げてくれた『ペントハウス』に感謝!







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ポピュリズムですが、何か?再び

2025-03-16 09:54:19 | れいわ新選組
ポピュリズムだっ、って言ったら、批判完了?
未だにそんなレベルかよ!

ちょいましかな?って思って見てた動画サイト、れいわ新選組もルーマニアの二の舞の可能性あり、だってぇ?
SNSでバズって一躍大統領最有力に躍り出た極右候補と同類だってよ。
いつになったら、この低レベルの決めつけから抜け出すんだろうね。

まず、SNSで人気上昇って認識そのものが間違ってるよな。
山本太郎も明確に否定してるように、直に人々に接して話すってこと、言って見りゃ旧態然たるどぶ板を大切にしてること、ちょっとれいわ新選組の活動注視してりゃわかることだ。

毎週末のデモにおしゃべり会、全国各地でボランティアのスタンディングや街宣、地道な活動がようやく世間の目に触れて、見直され始めてるってことだぜ。候補者の辻立ちてのはよく見る光景だが、直近に選挙なしでも、立ち続けてるって、しかも、候補者以外のボランティアがって、まぁ、他の政党にゃないんじゃないか。



でも、問題はそこじゃない!

そうやって人々に支えられてるってことをポピュリズムって見下すことが、見当違いだぜ、ってこと。

政治って有権者の願い、要望を聞いて動いて当たり前なんじゃね?切羽詰まった暮らしから、消費税廃止!とか、税金返せ!あっ、昨日のデモじゃもっぱら、米だせ、米寄こせ!っだったけど、とか叫ぶって、真っ当なことじゃね?まずそこな、政党は、国民の大多数が望んでいることを吸い上げるのが一番の役割だってこと。

自民党はその点偉いよ、しっかり財界と富裕層の要望を組み入れ続けてるもの、そう、小泉進次郎が言ったように、企業献金をもらって国民の意見を聞いてますって、つまり、自民党は企業・財界・富裕層ポピュリズムの姿勢を一貫して貫いているってことだ。

話しを戻す。人々の切実で素朴な欲求ばかりに振り回されると、これはまずいことになる。
けっこう性悪の部分を持ち合わせてるのが庶民てもんだからさ。

差別意識根深いものあるだろ、貧富も学歴も男女も非正規も、差別する意識なんとなく当たり前に身に着けてるのが庶民だ。
排外主義とも仲良しだ。在日差別攻撃は根強く続くし、今じゃクルド人をやり玉に上げて、溜飲下げてる。
人権意識も低いしな。
領土を守れ!にゃ諸手を上げるし。中国、北朝鮮、怖いぞって煽りにゃほぼ乗せられてるもの、ほら、台湾有事。
家父長制の残渣も沁みついてて、未だにパワハラ、セクハラの激発が止まらない。

多かれ少なかれ、こんな卑しく危うい感覚を、意識的にせよ、無意識にせよ、装着してるのが国民、庶民ってことなんだな、俺も含めて。上から目線、気を付けよう。

もちろん、こういった、ある意味、人間の本能的な劣情に寄り添って行ってしまえば、そのポピュリズムは徹底的に批判されにゃならん。その先にあるのは、強烈な差別社会だったり、戦争だったりするわけだから。

そんな残念な事例を過去にたくさん持ち合わせている。植民地争奪、帝国主義戦争、究極の軍国主義、そしてナチズム。暴力と差別と人間性の否定の荒れ狂った過去を。
いいや、今だって、ウクライナのブチャの残酷、ガザやヨルダン川西岸で住民抹殺、壊滅。

人々の人気に支えられていることが問題じゃない。出発点としてのワンイシュー、人々の切望を、どこに導いて行くのか?そこが評価の分かれ道になるんだ。
苦しい生活を何とかしろ!その願いに向けて運動しつつ、
目指すのは、誰もが救われる社会だよね、
差別やヘイトのない社会だよね、
戦争のない国、世界だよね、
持続可能な未来だよね、
と、道しるべを示しつつある歩めるかどうか?

ポピュリズムの評価は、そこまで見て判断を下せよってことだぜ。





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