ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

菜の花座プラザ座演劇祭公演は『カフェ バンバ』

2011-12-12 22:14:02 | 地域文化
 決定!決定!!

 もういい、これで行く!『カフェ バンバ』どう?ちょっと良い題でしょ?

 実はまだ台本書き上げてないって言うか、まだ書き始めてもいない。いいのか?そんなんで発表しちまって。

 プラザ演劇祭の案内、ずーっと『題未定』でチラシまかれてきたからねぇ、もうそろそろ限界でしょ。決めなくちゃ。待ってくれてるプラザにも申し訳ないし、菜の花座のメンバーも大いにやきもきしてることだろうから。

 公演は3月の最後の日曜日と決まっている。プラザ演劇祭の出し物の一つとしてさせていただくぎきりぎりの日程だ。ねっ、もう限度でしょう。これ以上は悩んでなんていられない。もうここらで花火打ち上げて、その勢いで走り始めなくちゃ。

 タイトルが決まったってことは、話しの大筋も決まったってことだ。いくらなんでもタイトルだけ打ち上げてそれからすべて考えるなんて糞度胸は僕にはない。そう、だいたいは見えてきた。婆さんの話だ。それもとびきり元気な婆さん三人が中心だ。そうよ、またまた三婆だ。やっぱ婆さんは三婆なんだよ。昔からそう決まってる。若い人たちは知らないだろうが、50年ほど前、大ヒットした舞台に『三婆』ってのがあったんだ。有吉佐和子の台本でね。そん時から婆さん出すなら三人って、決まった訳じゃないけど、いいんだなぁ三人の婆さんてのが。

 今時元気だもんね、年寄りは。って僕ももうそのお仲間だけど。特に婆さんは元気がいい。70歳なんてこれからひと花って年頃だ。だから、婆さんたちの就活ってのもあっていいんじゃないかって思ったわけ。ハローワーク押しかけて、「うちらに仕事紹介しろ!」って凄んだりして。じゃあ何の仕事?

 たまたま、新聞に仕事もダメ、結婚もままならない狭間の女性たちがカフェを開いて頑張ってるって記事が載ってたんだ。これだ、これ!って飛びついた。だから『カフェ バンバ』

 ねっ、なんか面白いお話しが立ち上がって来そうでしょ。でも、内容の紹介はここいらまで。

 菜の花座も置農演劇部も、観客の中心は高齢者、それも婆ちゃんたち。その現実を大切にしようと思ったんだ。11月の町芸文祭の婆さん二人のコントも好評だったしね。あの盛り上がりよもう一度ってことだ。今、現実に見に来てくれている人大切にしないで地域劇団はあり得ない。彼女たちに楽しんでもらえて、納得してもらえて、さらに元気になってもらえるような作品にしようと思っている。

 そうそう、菜の花座の初期代表作『七月は田をわたる風』も元気な婆さんがお芝居を回していたんだっけ。それと、置農演劇部全国大会参加作品『どんがら山奇譚』も婆さんが主役だった。うーん、僕は婆さんしか書けんのかもしれん。これは問題だ。

コメント (2)
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