平成20年9月21日に行われた現地説明会の資料(PDF)が公開されています。
[参考:高知県文化財団埋蔵文化財センター]
[9月19日掲載分]
高知県南国市小籠の士島田(ししまだ)遺跡から、県内初となる古代の官道「南海道」とみられる道路遺構が見つかったことを、県埋蔵文化財センターが19日発表した。
南海道は紀伊半島、淡路島、四国にあり、高知県内では記録はあったものの、実際に発掘されたのは初めて。
同遺跡の西側で幅約6mの道が見つかり、道の両側には幅約90cm・深さ約30cmと、幅約75cm・深さ約30cmの2本の排水溝とみられる溝が、約30mにわたって平行に走っていた。
溝は7世紀中ごろの竪穴住居跡を壊して建設されており、官道は奈良時代から平安時代に存在したとみられる。
この6m道路は近くの国分寺(同市国分字国分寺)から南にかけて約4kmあったとみており、瀬戸内海側の伊予に向けて抜ける山越えルートの起点部分と推測される。
21日午後1時半から現地説明会が開かれる。
[参考:産経新聞]
また、(財)高知県文化財団埋蔵文化財センターによると、平成20年度 発掘現場見学会として、「士島田遺跡」が予定されています。
本遺跡は平成19年度から発掘調査を実施しており、昨年度の調査では古代の官衙関連の建物跡を始めとして、工房跡ではないかと考えられる竪穴遺構が確認されました。奈良時代から平安時代初めにかけての役所(郡衙の出先機関あるいは郷家)に関連した施設であるとみられますが、具体的な物的証拠が出土てしおらず推測の域を出ていません。
■遺跡見学会・・・・・・・・・・・・・・
場所:南国市小籠の士島田遺跡発掘調査現場
日時:10月22日(水)13時30分~15時30分
人数:20名程度
[高知県文化財団埋蔵文化財センター]
[参考:高知県文化財団埋蔵文化財センター]
[9月19日掲載分]
高知県南国市小籠の士島田(ししまだ)遺跡から、県内初となる古代の官道「南海道」とみられる道路遺構が見つかったことを、県埋蔵文化財センターが19日発表した。
南海道は紀伊半島、淡路島、四国にあり、高知県内では記録はあったものの、実際に発掘されたのは初めて。
同遺跡の西側で幅約6mの道が見つかり、道の両側には幅約90cm・深さ約30cmと、幅約75cm・深さ約30cmの2本の排水溝とみられる溝が、約30mにわたって平行に走っていた。
溝は7世紀中ごろの竪穴住居跡を壊して建設されており、官道は奈良時代から平安時代に存在したとみられる。
この6m道路は近くの国分寺(同市国分字国分寺)から南にかけて約4kmあったとみており、瀬戸内海側の伊予に向けて抜ける山越えルートの起点部分と推測される。
21日午後1時半から現地説明会が開かれる。
[参考:産経新聞]
また、(財)高知県文化財団埋蔵文化財センターによると、平成20年度 発掘現場見学会として、「士島田遺跡」が予定されています。
本遺跡は平成19年度から発掘調査を実施しており、昨年度の調査では古代の官衙関連の建物跡を始めとして、工房跡ではないかと考えられる竪穴遺構が確認されました。奈良時代から平安時代初めにかけての役所(郡衙の出先機関あるいは郷家)に関連した施設であるとみられますが、具体的な物的証拠が出土てしおらず推測の域を出ていません。
■遺跡見学会・・・・・・・・・・・・・・
場所:南国市小籠の士島田遺跡発掘調査現場
日時:10月22日(水)13時30分~15時30分
人数:20名程度
[高知県文化財団埋蔵文化財センター]