全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

alexithymia

2007-04-26 05:41:05 | 全英連参加者 2007

 4月16日(月)にNHK教育テレビが、「きょうの健康」を放送していた。
 「心身の不調」について伝えるシリーズで、失感情症を取り上げていた。何でも、自分の疲れを感じることができない症状をいうんだそうだ。

 …失感情症。
 知らない言葉で、思わず見入ってしまった。放送の後で、Wikipediaで調べてみた。そのまま引用する。

 アレキシサイミア(alexithymia)は、P.E.シフネオスらによって1970年代に提唱された概念で、ギリシャ語の「a:非、lexis:言葉、thymos:感情」から作られた造語である。自らの感情を自覚・認知したり表現することが不得意で、空想力・想像力に欠ける傾向のことをさす。
 日本語では「失感情症」などと訳されることがあるが、感情鈍磨や無感動のように「感情の変化を失った状態」という印象をあたえる可能性がありまぎらわしい。あくまで「
感情を認知することの障害」である。
 
心身症とアレキシサイミアの関連は有名である。心身症とは、ストレス性の潰瘍、高血圧など、心因の影響が大きい身体疾患のことである。アレキシサイミアの傾向を持つ人は自らの感情を認識することが苦手なため、身体の症状として現れてしまうという機序(きじょ・仕組み)が想定されている。心身症以外にも、身体表現性障害、アルコール依存症、摂食障害、うつ病などの精神疾患にも、一部でアレキシサイミアが関係していると言われている。
 脳科学的には、感情を認知することに関与する右半球と言語に関与する左半球の連絡の機能的障害であるとする仮説や、辺縁系と皮質の橋渡しをする帯状回などの機能低下などの仮説が提出されている。

 う~ん。。。。。
 気になるところを赤にしてみたが、自分・同僚で思い当たることがいっぱいある。

 弱ったなあ。


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