一般的に会社に入る(その集団の一員になる)ことを入社という。
毎年3月の半ばごろ、セブン&アイホールディングス(イトーヨーカ堂グループ)が、大企業では最も早い時期に入社式を実施する。そして、それが報道されるのを見ると、もうすぐ新年度・新学期という気分になる。
学校ならば入学(式)や入園(式)である。大学院だからといって、入院(式)とはいわない。念のため。(2006.01.04、「大学院進学」)
クラブなどの場合は、入会・入団等ともいう。
僕たち公務員は、国・都道府県(市町村)等に就職する。これらは、だいたいが入庁(式)という。埼玉県も入庁だ。地方自治体の職員になる式典が入庁式。「おまえは〇〇〇〇の仕事をするのだぞ」と伝えられるのが、辞令交付(式)である。これを東京都は、なぜか入都(式)という。
民間企業でも、入社以外のいい方を用いる業種もある。銀行は現在でも入行(式)のところがあるし、信用金庫の一部では入庫(式)という場合もある。そんな話しを職場でしていたら、農業協同組合の場合はどうかという話しになった。全ての農協がそうかどうかわからないが、農協は入所(式)というところがあるらしい。
いろいろな言い方があるものだ。