そろそろ教科書選定(採択理由書の作成)時期になっている。
高校は中学校とは異なり、公立高校では教育事務所単位で教科書を決めることはない。義務教育ではないので、均質化よりも、学校ごとに生徒の学力を勘案して、教科書を選ぶことになっている。
今年僕は1年生担当なので、来年度は生徒と一緒(?)に2年生に進級の予定。当然のように英語IIの教科書を、同じ学年を担当している先生と検討することになる。だが、実際のところ、1年次の英語I教科書の継続として、英語IIの教科書を選ぶ場合、よほどのことがなければ同じ会社の同じ教科書になる。こんな感じだ。。。
High School English I
High School English II
ただ、必ずこうなる訳ではなく、検討の結果変わったことも僕のキャリアではある。
最近は情報開示、説明責任ということで、採択理由を細かくまとめなければならない。これが採択理由(書)である。現在使用している教科書については、このようになった。
選定理由
①単元の設定が細かいこと。2,3課ごとに、言語材料のまとめが設定してあり、通常の授業はもとより、生徒の家庭学習などに資すること。
②各単元のテーマも、国際色、地域色があり、英語学習を通して、現在の地球が抱えている文化、環境などの問題に触れることができること。
③音声CD・教材作成CD-Rom等も充実していること。1年次使用教科書との継続性に鑑み、言語材料、英文の語数など、段階を踏んでより高度な学習ができる。
以上をもって本書を選定する。
もっとちゃんと書くことはできるが、最大公約数的なものになっている。時間、文字数の制限がなければ、もっといろいろ書けるんだけどね。。。