大学入試センター(本部・東京都目黒区)発表
平成24年度セ試(平成24年1月実施予定)から、社会科系の「地理歴史」と「公民」を統合して1教科にする。
6科目を3つに分類していた「理科」のグループ制を廃止する。
来年4月、高校の全日制課程(修業年限3年)に入学する生徒は無関係。修業年限4年の定時制に進んだ場合は影響がある。実質的には現在の中学校3年生が、高卒後1浪した場合は変更の影響を受ける。
この変更により、こんな受験もできることになる。
「日本史B」と「地理B」
「物理I」と「地学I」
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この組み合わせを、受験生がどの程度選ぶかわからないな。少なくとも、私大への進学を第1希望と考えている受験生はこのような選択をあまりしないような気もする。でも、受験生の選択の幅が広がるのは悪いことではない。読売新聞によれば、今回の変更は国大協等が、「受験生の科目選択の幅を広げたい」と要請、平成17年から同センター・文科省などで検討を重ねていたと記事には書かれていた。また、平成24年度から受験教科を事前登録する制度を導入する。ただし、科目については受験当日に選べるようにする。今は2科目または3科目以上という分類しかないから、これの方がいいかもしれない。
その頃、現在の私大で経営の危ないところがいくつ消えているのだろう。僕は何をしているのだろう。