2008年(平成20年)6月3日、「鹿児島・南日本新聞」
このエントリは、2008年の大河ドラマ『篤姫』関連の新発見を取りあげている、南日本新聞(ウェブサイト)のことを書いている。
2007年から'08年にかけて、松坂慶子さんが演じた篤姫付老女「幾島(いくしま)」の出自が判明したしたり、瑛太さんが演じた「小松帯刀(こまつ・たてわき)」に関する新情報がいくつも出てきた。
『龍馬伝』の放送された2010年(平成22年)には、龍馬の婚約者で、貫地谷しほりさんが演じた「千葉佐那(ちば・さな)」に関する情報が出てきた。彼女は生涯独身とされるが、実は結婚していたとする史料(資料・新聞記事)の発見である。
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江戸時代、特に幕末から明治時代が大河ドラマの舞台の場合、それまで一部専門家は知っているが、世の中は全然知らないことや、専門家すら知らなかったことが、ドラマをきっかけに判明することがある。2013年放送の『八重の桜』は、いうまでもなく幕末から明治時代を舞台にしている。主人公の山本(新島)八重は昭和まで存命だった。新事実が出るほど昔ではないように思えても、何が出てくるかわからない。