英語の先生だけど、アメリカの度量衡には明るいとは言えない。
大好きなアメリカンフットボール。フィールドの長辺は100ヤードである。1ヤードは3フィートだから、91cmちょっと。100ヤードで91mちょっとになる。この辺は大丈夫である。
2月19日に「American?」で出てきた、473ml(2分の1クォート)はどうだろう。長さよりも自信がない。調べてみることにした。こういうことになっている。
1クォート=4分の1ガロン(4クォート=1ガロン)
42ガロン(米)=1バレル
1クォートは946ml。4クォートで1ガロン。0.946L×4で1ガロンが何Lか分かる。1ガロンは3.784Lである。
・・・大丈夫だぞ。
バレルになおすためには、これを42倍する。3.784×42は158.928L。これが1バレルだ。18Lのポリタンクで8.8コ分である。9コ分以上消費した場合、『この冬は灯油1バレル消費した』と言えることになる。
バレル... この言葉は、やはり原油価格のニュースと結びつく。
このエントリを書いている日(2/27)の原油価格を調べてみた。いくつかのサイトを見ても、いつの取引なのか、何分ごとなのかで様々な数値があり、数字も動くので、エイやで決めることにした。
1ドルは91.66円。
原油1バレルは92.83ドル。(West Texas Intermediate)
91.66円×92.83ドルで1バレルの値段になる。8508円である。
1バレルはすでに計算したとおり、158.928Lとする。8508円をこの数字で割ると、原油1L(牛乳1Lパック分)の値段が分かる。1Lは53.5円の計算である。
・・・あれ?思ったよりも安いんじゃないか。
原油を中東で購入。タンカーで日本まで運搬。日本で精製、様々な製品の原材料になる。それらが国内流通ルートにのり、いろいろな産業を支えることになる。原材料、燃料になる。ガソリンや灯油である。
現在灯油は1L100円を超えている。ガソリンは160円近い。高いと思う。安いに越したことはない。この価格、もちろん、諸税、必要経費、企業の利益をのせてだが、でも、元値・手間を考えると、濡れ手で粟というような感じではではない。石油元売り各社なんて、もっとボロもうけしているようにも感じていたのだが、そうでもないのだろうか。それとも僕がだまされているのだろうか。いずれにしても、これまでよりも、アリティーが増した気がする。