海の日、朝から各TV局は、高温に関する警戒情報を繰り返し伝えていた。
埼玉県は全国的にも猛暑で有名な県北・熊谷市がある。県民はよくもわるくも慣れている。
子どものころ30℃越えが暑い日だった。現在ではそれが、5℃くらいあがっている。なんだか恐ろしい話しである。
今日も朝から刺すような日差し。12時前に日当たりのいい場所に温度計を置き、気温を計測した。10分ほどして確認すると、43℃を示していた。暑さを実感した。しかし、その暑さや数字を見ておどろかない自分に、あきれた。
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2年後この暑さの中で、東京オリンピックが開かれる。「4年後の東京オリンピック期間は、猛暑だろうなあ。」をブログに書いたのは、2年前の8月17日だった。
オリンピックまで、あと2年。この暑さへの予備知識、熱中症への備えもあまりなく、今日もたくさんの外国人観光客が日本に来ている。大丈夫なんだろうか。
まだ、ニュースで聞いた記憶はないが、「外国人観光客が熱中症で命を落としました。」ということにならないか。
観光庁ウェブサイトの英語ページに、『Safety tips(スマホアプリ)』が昨年機能更新され、その中にHeatstrokeの項目が新設されたとあるが、どれほどの観光客がそれを見ているか。
今年5月、『平成30年度における外国人等に向けた熱中症等関連情報の情報発信の計画について』が発表になり、取り組みが進んではいる。熱中症による健康被害防止が、Omotenashiの第一歩というのもイヤな話しだが。もっとがんばらないといけないのかもしれない。