全英連参加者のブログ

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ジュラシック・ワールド 炎の王国

2018-07-25 04:00:00 | 全英連参加者 2018

ジュラシック・ワールド/炎の王国 When the island's dormant volcano begins roaring to life, Owen and Claire mount a campaign to rescue the remaining dinosaurs from this extinction-level event.

 「JURASSIC WORLD」(2015年)の公開から3年、続編の登場である。

 ハイブリッド恐竜インドミナス・レックスとT-REXの激しいバトルで崩壊したジュラシック・ワールド。そのジュラシック・ワールドのあるイスラ・ヌブラル島の火山に、噴火の予兆が見られた。恐竜たちを見殺しにするのか、彼らを救うべきか。クレア・ディアリング(ブライス・ダラス・ハワード)とオーウェン・グレイディ(クリス・プラット)は、恐竜救出を決意し島へ向かう。
 そして、火山が噴火する。(MOVIXの作品紹介より)


 めちゃくちゃになり、放棄された(と、思われた)ジュラシック・ワールド。その場所を舞台に、どのようにものがたりをつなぐのか、興味があった。
 前作が13日にTV放送されていた。
 ・・・ちゃんと見た。
 この前取り上げたSWのスピンオフ、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」の「イヤな予感がする。」 と同じくこの「ジュラシック...」にも「Run!」がある。どこで出てくるかも、楽しみにしていた。
 公開日13日に成績原案が決定する。翌日からの久々の三連休。そのどこかで必ず見るべき作品だと思っていた。’18年夏の大作の1作品、14日MOVIXさいたまで見てきた。


 前半はディザスター・ムービーだ。
 イスラ・ヌブラル島は、小規模な噴火を繰り返し、溶岩の雨が降り注ぐ不安定な島になっていた。
 そこに前作で活躍したオーウェンとクレア(「ジュラシック・ワールド」元管理責任者。本作では恐竜保護グループの代表)がイスラ・ヌブラル島に向かう。放棄され、自然に任された島で恐竜たちは生活している。大自然の驚異の前に、さすがの恐竜たちもなすすべがない。そこからどうやって恐竜たちを救助するか。絶滅しそうな動物を救う。でも、彼らはそもそも人類が勝手に蘇らせたもの。その是非は。決してきれい事だけではない「大人の思惑」が、徐々にあからさまになっていく。

 後半は、ミステリー・スリラーかな。
 ジュラシック・パーク、ワールドは、SFとして、「何が可能な」「何が存在する」世界なのか、途中から考えてしまった。
 スタートレックは転送機、スターウォーズはライトセーバー。ジュラシックは何だ。琥珀の中の蚊の体内から取り出した恐竜の血液から、DNAを取り出し、不完全な部分を他の生物の遺伝子情報を組み込み、恐竜を再生する技術だろう。でも、それ以外はありなんだろうか。
 ものがたりの途中から目立ってくる小さなキャラクター、メイシー・ロックウッドの行動が、文字通り世界に大きな影響を与える。そのことがものがたりのラストを、何となくぼやけたものにしたように思う。


 都市にいる恐竜
 ジュラシックの2作目で、恐竜がサンディエゴ市内を暴れ回ったり、3作目でプテラノドンが海上を飛ぶ姿が描かれたことがあった。でも、どちらも一過性、一時的なもの。でも、本作は違う。ややネタばれになるが、仮に続編が作られるとしたら、人類と恐竜が共存する世の中である。相当作りにくいと思う。でも、「3」の制作は決定済のようだ。

 そこでこのセリフ?
 ”Welcome to Jurassic World.
 ・・・う~ん。

 「3」見に行くかな。


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