僕は映画を見に行くとき、基本的には原作は読まない人間である。既読の小説やマンガが映像化された場合でも、別物と考えている。そんな僕が珍しく、原作(ノベライゼーション)を先読みした。
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HELLO WORLDは1ヶ月ほど前に「’19年7月から9月の映画」で取り上げた作品である。妙に気になる作品で、公表されているストリーラインになぜか惹かれた。何となくだが、子どもの頃、「時をかける少女」を小説で初めて読んだときに似た雰囲気を感じたのだ。(もちろんストーリーラインは全く違う。)
7月の終わり頃、「アポロ11 完全版」を見に出かけたとき、時間調整のためモラージュの中の書店で、本作のノベライゼーションを見つけた。購入して読み始めた。でも、ネタバレになるので第4章で止めていた。
8月になり、また読み始めた。同時に予告編を見た。
『この物語(セカイ)は、ラスト1秒でひっくり返る-
・・・そうなのかと思った。
第7章まで読み終えた。何となく、「そういうことなの?」と思いながら、エピローグまで進んで...そこにラスト1秒が潜んでいた。
まいった。やはり読むんじゃなかった。
映画は必ず見に行く。