2020年キックオフを予定しているXFL。アメリカで8月21日、所属8チームのニックネームが発表になった。
Western Conference | Eastern Conference |
Dallas Renegades Houston Roughnecks Los Angeles Wildcats Seattle Dragons |
D.C. Defenders New York Guardians St. Louis BattleHawks Tampa Bay Vipers |
早速ニックネーム調べをする。リーグサイトにロゴも出ているので、ニックネームの日本語訳は、ロゴとの整合性を考えた。
人間
defender
ロゴは「稲妻」の走る「盾」である。何かを護持する者、存在か。
ロゴはサッカーチームのもののよう。
guardian
この単語も何かを護持する者、存在を表す言葉。
renegade
背信者、裏切り者。アウトローに近い意味。
roughneck
石油リグ(掘り出し井戸)で働く労働者。
動物
viper
日本(日本語)ならばマムシ、ハブのたぐい。毒蛇のこと。
wildcat
野生猫、イメージとしてはボブキャットだろう。
架空の動物、神話
dragon
東洋人と西洋人では龍(竜,ドラゴン)のイメージが違うと聞いたことがある。
アメリカのプロスポーツチームでドラゴンを名乗るものは見たことがない。
訂正:Arena Football LeagueにNew York Dragonsがあった。
合成語
battlehawk
「闘う鷹」だが、PRビデオを見ると戦闘機と鷹のイメージをかぶらせている。
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2001年に1年だけ存在したXFLとは異なり、全8チームが可算名詞の複数形がニックネーム。’19年8試合でリーグ戦が中断のAAFは3、’01年のXFLも3がこの形ではなかった。XFLは’01のことを考えると、なにか突拍子もない名乗りをするかと思っていたが、大外れだった。
当面の目標は無事の開幕。次はシーズンの完了である。願わくば「山のような、なんとかFLの残骸」(’14-08-24)になりませんように。