“家族”の仲も良く、カメだけが友達の内気な女子大生、亀田美羽(かめだ・みわ)。 大人気“タレント家族”の娘で、恋愛体質の女子大生、兎草早織(とぐさ・さおり)。 “復讐代行屋父娘”として、その日暮らしの生活を送る戌井小柚(いぬい・こゆず)。 三人の少女が出会う時、最高の奇跡が起こる! |
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前作の「カメラを止めるな!」は、基本的には予備知識なし、話題の作品と聞いて鑑賞した。本作はスタートが違う。どうしても、「さあ、楽しませてください。」という気分で見に行くことになる。できるだけ期待せず、落ち着いた気持ちで見に行くことにした。UNITED CINEMA 浦和で鑑賞した。
Taglineにもある3人の登場人物。亀田美羽、兎草早織、戌井小柚をそれぞれ、石川瑠華(いしかわるか)、井桁弘恵(いげたひろえ)、紅甘(ぐあま)が演じている。残念ながら3人とも知らない。他のキャストも同じかな。この点は前作と同じである。
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ストーリー
全体的な印象として、3人の監督(?)がいるのだが、誰が主かわからない。結果として1本の作品としては、統一感がないと思う。
最初の30分に伏線がはられている。全く無関係に見えることも、実はそうではない。
エンディングが僕は少し違う感じがした。やや、「底が抜けた」感があった。
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3人の主役・キャラクターたち
演じた女優さんを書いていこう。
亀田美羽役石川瑠華さんは22歳。実年齢よりも幼く見える。
ものがたりでは「超地味」な存在から、から理由から、とんでもなく大変なことをする「強気」の女性に変わる。振れ幅が印象的。
兎草早織役井桁弘恵さんは22歳。この人もやや幼く見える。かなりステレオタイプな「女子大生」役である。
戌井小柚役紅甘さんは19歳。3人の中で一番大変な過去を背負う役。
映画の紹介ではこの3人が主役ということになっているが、亀田美羽が主役でいいと思う。
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前作ほど作品を見ることが「イベント化」しないかな。ハードルが上がった分、サプライズ感も小さい。でも、見るべき作品だろう。
なお、本作の大学シーンで、以前このブログ取り上げた川口市立高校が使われている。