(共同通信) 萩生田光一文部科学相は(10月)25日、閣議後記者会見で、国の公文書にローマ字で日本人の名前を表記する際、来年1月1日からは特別な事情がない限り「姓・名」の順とし、姓を明確にする場合は全て大文字にすると関係する中央省庁で申し合わせたと明らかにした。
各省庁が関係業界に通知を出すなどして、民間にも周知を始めるという。
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驚いている人が多いことに、ちょっとおどろき。
中学校の英語教科書が日本人のキャラクターを「姓・名」の順で標記するようにしたのは、20年以上前のはず。以降徐々に英語のテストでは解答用紙氏名欄にも、アルファベット表記の時は、この順で名前を書く生徒が増えている。
国際結婚の増加に伴い、外国籍生徒も増えている。両親とも外国籍の生徒も珍しくはない。前者で父系の保護者が韓国、台湾・中国等の文化圏出身者の場合、父親の性を名乗ることが、増えたように思える。彼ら彼女たちは、アルファベットで名前を書く時は、「姓・名」の順が多い印象である。
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このことは、かなり大きな文化的な話題だと思う。文部科学省も羽生田文科相も、それどころではなくなりましたが。