萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

深夜雑談:秋香る、

2016-09-27 23:58:06 | 雑談
今日、出先であまい香が懐かしくて。
なんだろな?って見たら銀木犀が咲いていました。

ぎんもくせいは香るんだよね、

と一緒にいた友人が教えてくれて、
なるほどなーと見惚れたけれど・カメラなかったので↓前の写真を。


金木犀きんもくせいはよく見るけれど、銀木犀はめずらしい。
その初花を見られた今日はなかなか幸運なんだろな?

なんて話を友人として、
それからゴハン一緒して、あれこれ喋って、
おもしろかった本の話、仕事の話、高校時代の話なんかもして、笑

あ~ホントおまえアイカワラズだよねー笑

なんて言われながらのゴハンは寛げた。
ひさしぶりに会った友人、それでも一言で時間すぐ重ねられる。
高校時代と変わらない空気、笑い、まぜっかえし+アドバイス+本音の話。

っていう友人は、連載小説の登場人物モデルになっている。
それを本人に言ったら、

あー…そういう志だったよなあ、

と、作中人物に懐かしんで・ちょっと笑った。
そんな貌にあらためて自覚する、ホント文章=経験だ?

この友人に出逢ったから、小説のキャラクターも生まれてくれた。
そういう出逢いは他にもたくさんある、リアル人間はもちろん・場所・本に記録、それから学問。
どれも足で歩いて出逢えたものばかり・本で知ったコトもそのリアル現場×人をたどって逢いにゆく。

たとえば『万葉集』を読むのも経験=歩いて出逢ったリアル世界が杖。
はるか昔に詠まれた歌だけど、その詠まれた世界が積み上げられて今この瞬間がある。
ようするに・時間は超えても歌の場所は今も存在する、建造物や植生が絶えて変わっていたとしても名残はある。
その名残にたどれる現実が歌の基であり素だから、それを五感で見なければ歌にこめられた感情を受けとれっこない。

なんていうこと考えた今日は、銀木犀と金木犀に秋が咲いた日。
常緑樹の花ひらいた今日・変わらない友人といたことはナンダカ面白いなあと、笑


何気ない日常 9ブログトーナメント
撮影地:銀木犀と金木犀@神奈川県某所

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花木点景:曼珠沙華の里

2016-09-27 23:37:18 | 写真:花木点景
秋に咲く、



花木点景:曼珠沙華の里

日曜、彼岸花ヒガンバナの里を歩いてきました。
稔れる棚田の黄金に映える赤と白、曇り空にも花あざやかです。



彼岸花の別名は曼珠沙華マンジュシャゲ、サンスクリット語の音写で「天上の花」という意味です。
その伝わる花は白、そのままに薄紅ふくんだ白花は繊細なラインも天上世界にふさわしく想えます。


撮影地:寺坂棚田@埼玉県秩父郡横瀬町

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