悠久の雪
山岳点景:不尽、最高峰の雪
田兒の浦従 打ち出て見れば 真白衣 不盡の高嶺に 雪は零り家留 山部宿禰赤人
田子の浦に添うよう船を漕ぎ、海へ打ち出て見たら真白じゃないか。
真白な衣まとう富士は尽きないほど大きくて、尽きないほど高い嶺に雪は降る、
高峰へ雪雲は恋い通うよう留まり雪を触らす、あの雪のよう僕の尽きない想いは高嶺の君へふる。
これは『万葉集』第3巻、前にも取りあげましたが写真と合うんでまた載せました。
駿河国=静岡県田子の浦からの冬富士を謳ってますが撮影場所は山中湖、田子の浦と逆サイドです。
情景歌として訳されることが多いんですけど和歌=心情描写なので相聞歌風に訳文つけてあります、笑
訓読は「真白衣」のとこ「ましろにぞ」が一般的ですが、万葉仮名まんま訓む方が自分は好みだから「ましろそ」です。
昨日撮ったんですけど、雪面から雲が生まれては東へ駈けて行きました。
風の強さと雪の融解×凍結が延々続くんだなーとファインダーから顕著で。
そうやって硬く締まった雪が万年雪になって残るポイントも富士にはあります。
山中湖畔の雪をズーム↑にて。
よく見ると雪の結晶が見えます、雪印マークの枝の部分って感じです。
最高峰のブログトーナメント
去年からもちこしの第73話「残像3」今日の合間ごと加筆校正する予定です。
元朝から取り急ぎ、笑
智
山岳点景:不尽、最高峰の雪
田兒の浦従 打ち出て見れば 真白衣 不盡の高嶺に 雪は零り家留 山部宿禰赤人
たごのうらゆ うちいでてみれば ましろそ ふじのたかねに ゆきはふりける
田子の浦に添うよう船を漕ぎ、海へ打ち出て見たら真白じゃないか。
真白な衣まとう富士は尽きないほど大きくて、尽きないほど高い嶺に雪は降る、
高峰へ雪雲は恋い通うよう留まり雪を触らす、あの雪のよう僕の尽きない想いは高嶺の君へふる。
これは『万葉集』第3巻、前にも取りあげましたが写真と合うんでまた載せました。
駿河国=静岡県田子の浦からの冬富士を謳ってますが撮影場所は山中湖、田子の浦と逆サイドです。
情景歌として訳されることが多いんですけど和歌=心情描写なので相聞歌風に訳文つけてあります、笑
訓読は「真白衣」のとこ「ましろにぞ」が一般的ですが、万葉仮名まんま訓む方が自分は好みだから「ましろそ」です。
昨日撮ったんですけど、雪面から雲が生まれては東へ駈けて行きました。
風の強さと雪の融解×凍結が延々続くんだなーとファインダーから顕著で。
そうやって硬く締まった雪が万年雪になって残るポイントも富士にはあります。
山中湖畔の雪をズーム↑にて。
よく見ると雪の結晶が見えます、雪印マークの枝の部分って感じです。
最高峰のブログトーナメント
去年からもちこしの第73話「残像3」今日の合間ごと加筆校正する予定です。
元朝から取り急ぎ、笑
智