萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

如月、桜陽

2018-02-18 23:23:00 | 雑談
昨日も今日もアレコレ忙しくも充実な週末、
火曜日は雪予報なんて聞かされて、

あー雪山いいなあ、

氷瀑もまっさかりだろう、ここんとこ朝晩けっこう冷えこむし。
丹沢も稜線が白い、奥多摩も奥秩父も雪あるんだろうな。

なんて遠望の山に眺めた出先、
蒼と白の山波はきれいで、そのむこうは白妙富士。
雪の富士山は雲を吐いて刻々変わってゆく、風が相当強いんだろう?
そんなとき登るような無茶はイコール即死なんだけど、レベル読み間違えたナンチャッテ山登り無いといい。

これから降雪と春暖くりかえす如月弥生、山の雪ゆるんで雪崩の季節。
春山は天気×雪面コンディション読むのが肝要だけど、謙虚に読んでまた登れたらいいなあ。

ソンナコンナも河津桜に春、兆す。


撮影地:森@神奈川県

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如月、花初め

2018-02-16 21:53:01 | 雑談
ようやくヒサシブリ・近場の森に行けて。

冬から春の花そろそろだー行きたいなー、

想いながらも繁忙無理ムリで、
ソレでも今日ようやく森ちょっと歩くことができ、
ま・正確には用事へ向かう道すがらの通り道にしたんだけど、
今年の花はちょっとずつ遅れているようで、ソレでも河津桜も白梅もほころび初め、

あー春ちゃんと来るんだなあ、笑

と感心しながら・天気予報=来週の雪に花どうなるんだろう?思ったり、
そんな今日の道行き道端、今春お初の福寿草が陽だまりに輝いていた。
なんでもいいよ20ブログトーナメント

山で自生する福寿草はもっときれいです、今春は行けるかワカラナイケド行きたい希望、笑 
撮影地:森のほとり@神奈川県

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如月、繁忙×充足?

2018-02-15 23:42:13 | 雑談
早朝から夜まで一日あれこれアレコレ、
役所ほかアレコレ移動×移動だった今日、疲れた分だけ充実もあり、
帰ってきたら夜→カバン書類をかたづけながら、パソコン開いてメールチェック他して、
夕飯というか夜食の準備かんたんにしながら風呂のタイマーコールされて、浸かった湯舟に深呼吸でた。

はーーーーーぁ、

ってヤツ、笑

あー疲れやっぱり溜まっているんだなあ、っていう自覚と、
ソレでも動けているコトに感謝×支えてくれる人達に感謝あらためて、

こーゆーシンドイ×充足感な時がなかったら、たぶん感謝を深めることも難しい自分なんだろな?

なんて想いながらボーっと温まって、
やっとノンビリ座った夕飯というか晩酌テーブル、かたわら悪戯坊主もふもふで、
真白もふもっふ悪戯坊主に癒されて、白猫半長毛はきれいだなーなんて感想に思い出した。

あ、今年まだノンビリ梅+αちゃんと見ていないな?

今日の道にも白梅紅梅&蝋梅も咲いていて、
あー春だなあ思ったけれど、のんびり眺めるなんて出来ていない。
明日も予定あわただしいけれど、ソレでも今春の花を見に行きたいなあ・っていうツレヅレ書き。笑


写真は昨春の白梅@神奈川県。白梅ならぬ白猫なら毎日ながめているんですけどね?笑
聞いてください19ブログトーナメント
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soliloquy Valentine's Day 街角から君に―another,side story

2018-02-14 23:10:06 | soliloquy 陽はまた昇る
想いを今、届けたい。
周太24歳2月another,ss


soliloquy Valentine's Day 街角から君に―another,side story

雪が降る、君のもとに。

「天気予報です、奥多摩地方は昨夜零時から降り続く雪が今日も…」

ほらテレビも言っている、きっと銀色まばゆい君の町。
正確に言えば「君が今いる町」だろう、でも、きっと。

「ずっといたいよね…英二?」

呼びかけた名前ひとつ、唇に甘い。
ただ名前を呼んだだけ、でも甘い。
こんなふうなってしまった、君に。

―今ごろ奥多摩だよね…去年の今日は、僕も、

去年の今日、君に逢いに行った場所。
そこに今年も君はいるのだろう、去年のよう雪山に笑っている。
あの銀色まばゆい記憶ごと名前が甘くて、甘く痛んで周太は立ちあがった。

「…、」

言葉ひとつ呑みこんでダッフルコート羽織る。
マフラー巻きつけて鍵つかんで財布に携帯電話、ポケットに詰めて玄関扉を開いた。

かたん、

施錠して頬そっと冷気ふれる。
部屋の空気と違う温度たどって、階段くだるごと呼吸が凍る。

―奥多摩はもっと冷たいね…今年も、

都心の冬、それより冷たい奥多摩の今。
凍える大気に水はすべて凍る、雪の銀色に氷の蒼白。
もう滝すら凍っているだろう、そんな冷厳の稜線に君は今、きっと笑う。

「は…、」

呼吸ひとつ、凍える白に街路樹くゆる。
葉を落としたアスファルトの木々は寒々しい、でも根は春を蓄え待っている。
こんな都会でもたくましい、だから尚更どうしても記憶が森をたどりだす。

―あの森は雪の底だね、今…あのブナも、

ブナの大樹たたずむ森、あれは君の場所。

―落葉松の森をくぐって、大きな水楢、桂の木…それから苔のひろば、

記憶たどる森の道、錦秋いろどる黄金とモスグリーン。
蔦あざやかな深紅に蘇芳、朱色きらめく漆にナナカマド、青紫の星は竜胆たち。
色彩まばゆい深い秋の森、あの懐ふかく雪こめられて今、君は銀色の時間すごすだろうか?

「…は、」

白い息、都会の梢ゆれて消える。
あの森でも白かった息、冷たい風、でも温かに甘かった君の一杯。

「ココア…ごちそうさま」

そっと声にして秋が蘇る。
もう一年以上すぎてしまった記憶、古びた時間。
もう遠くなった秋の幸福、けれど香も温度も甘く瞬いて、去年の今日に重なってゆく。

『周太は俺にチョコレート、くれないの?』

低い綺麗な声が呼ぶ、ほら甘い。
こんなこと想いだす今日の名残に都会の道、銀色ちいさく舞う。

未来点景 soliloquy 秋を、君―another,side story
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如月、一服安閑

2018-02-13 20:22:08 | 雑談
午前から昼までアレコレ、のち・午後14時からヒサシブリの休日、
ひさしぶりに白ワイン買って帰ってきたんだけど、なんだかイマイチの味だった。

あー自分の尺度と違う辛口だコレ?

っていう辛口なはずの白ワインは、カラメルっぽいような匂いがして、
このままじゃー飲みにくいから、残ってた赤ワインすこーし入れたらソレナリになり、
トリアエズそれ+冷蔵庫にあったモン皿に並べて、録りためてあったブルーレイ観ながら軽く食べて、
なんてしていたら座ったまま眠りこんでいた自分に驚いたり、笑

なんのかんの疲れ溜まっていたんだなー、

なんて自覚に部屋着×ワインの時間は平和で、
ヒサシブリのんびり感のかたわら、悪戯坊主ときおり甘えてくれて、
真白もふもふ撫でながらパソコン開いてみたり、テレビ眺めたり、思いついて書棚を片づけてみたり、

そんなこんな穏やかな夜、ソファに眠る白猫もふもふ悪戯坊主は自分の平和。笑


この写真は秋11月に撮ったものです、笑 人生捨てたもんじゃないブログトーナメント
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secret talk69 安穏act.6 ―dead of night

2018-02-13 08:47:12 | dead of night 陽はまた昇る
力を抜いて、
英二23歳side story追伸@第6話 木洩日


secret talk69 安穏act.6 ―dead of night

いつものように新宿、いつもどおり途中下車。
でもいつもと違うのは「さよなら」が無い事。

「湯原、」

呼びかけて改札口、君がふりかえる。
喧騒にぎわう行き交う人、でも瞳は君だけ交わす。
長い睫みひらいて見あげて、黒目がちの瞳が映す。

ほら?この自分だけ映して、

「なに…宮田?」

黒目がちの瞳が呼んでくれる、この自分を。
だから欲ばりたくなる。

―名前、呼んでくれたらいいのにな?

名前を呼んで?そうしたらもっと近づける。
そんな願い唇ふるえて、でも違う言葉に微笑んだ。

「昼、なに食べたい?」

たぶんまた同じだろうな?
そんな「また」鼓動あわい真中、君の唇ぼそり言った。

「ラーメン、」
「またかよ湯原?」

笑って、ほら鼓動あわい熱。
やわらかな温かな感覚しみてゆく、これは何だろう?

「宮田が連れて行く店、旨いから…」

ほら呼んでくれた、名字だけれど。
名前じゃない、それでも唇ついほころぶ。

「大体もう行きつくしたぞ、」
「そう?」

あいづちの横顔、頬なめらかに陽ざし照る。
夏の光きらめく肌きれいで、離せなくなる。

―きれいだ、…男なのに俺、どうして、

男が男に「きれいだ」と想う、そんなこと知らない。
でも想ってしまう自分がいる、想い見つめるまま笑いかける。

「そうって湯原、数えてみろよ?俺と一緒にラーメン行くの何度めだよ、」

何度め?そんなこと知っている。
君も知っていたらいい、けれど静かな声ぼそり訊いた。

「…なんどめになる?」

やっぱり知らないんだ?

「そっけないなあ、」

がっかりするな?
でも仕方ない納得に黒目がちの瞳が見あげた。

「そんなつもりないから」

それ、どういう「ないから」だろう?

※校正中
secret talk68 安穏act.5← →secret talk70

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如月奔る

2018-02-12 09:07:04 | 雑談
雪山シーズンだ、山に行きたいなー、

思うんだけど・公私とも時間スケジュールぎっちぎちな2月、
土日とも朝フツ―の時間に出て帰宅は夜、帰ってもヤルことアレコレ晩御飯22時過ぎ、
ソンナコンナで今日はこれから公用でもうじき出るところ・朝ごはんもぐもぐコーヒー飲みながらPC中、笑

昨日の出先で前から行ってみたかったパン屋に寄って、
買ってきたオレンジデニッシュとクリームパン×カフェオレただいまもぐもぐ中、
いつもならブラックコーヒーだけど繁忙=胃を壊すのコワいから牛乳入れて、甘いもんばっかのゴハンに塩気がほしいな思ったり、笑

が、もう出る時間だからそろそろタイムアップ。
トリアエズこの間の富士山写真でも貼ってみます、笑


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如月、365日前

2018-02-11 23:39:04 | 写真:山岳点景
蒼色モノトーン、雪の空と大地。


忙しくて遊べない今シーズン、写真トリアエズで。笑
撮影地:野辺山高原@長野県2017.2

雪36ブログトーナメント
冬期、寒冷地は道路も凍結します。
写真撮影も足場きちんと確認=安全自助してくださいね。
○冬期閉鎖しない道路も山間部は凍ります、冬タイヤ・チェーン×運転技術が必須です。
○山は斜面方角により気温が異なります、北斜面にカーブしたらいきなり凍結も当り前・実際よくスピンや突っ込んだ跡を見ます。
○ハイキング的コースでも運動靴NG、登山靴×ゲイターで足の保温しないと爪先から凍えて行動不能にすぐ陥ります。
○崖際に三脚はNG!雪庇の踏みぬき崩壊で転滑落→遭難死が毎年何件も発生しています。
○14時過ぎると気温低下→路面もアイスバーンはもちろんブラックバーンに凍ります、運転要注意。
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secret talk68 安穏act.5 ―dead of night

2018-02-10 21:33:18 | dead of night 陽はまた昇る
門を出た先は、
英二23歳side story追伸@第6話 木洩日


secret talk68 安穏act.5 ―dead of night

スーツで門を出る、今は週一回の習慣。
その隣が君であることは、自分の幸運。

「お?今日も宮田、湯原と一緒かよ、」

ほら、同期の声が笑いかけてくる。
なにげない貌の「一緒なんだ」がうれしくて、英二は素直に笑った。

「そうだよ関根?今日は俺、湯原の家で世話になるんだ、」

事実ただ笑いかけて鼓動、ふくらむ熱やわらかい。
なんだろう?初めての感覚に健やかな日焼ほころんだ。

「へえ、愉しそうじゃねえか。騒いで迷惑かけんなよ?」
「騒がないって、」

笑い返しながら瞳の端、隣の頬やわらかに染まる。
また赤くなる横顔もっと見たい、想い笑いかけた。

「な?俺そんな騒がないって湯原は知ってるだろ?」

友達と騒ぐことも愉しい、でも穏やかな静謐が慕わしい。
だから隣にいたい相手は瞬きひとつ、長い睫ゆるく見あげた。

「ん、…でもうるさい時もあるな」

あ、これ冗談かな?

―分かりにくいけど、湯原の精一杯かも?

いつも不愛想、真面目くさった貌。
ようするに無表情だった君、それがこんなこと言ってくれる。

※校正中
secret talk67 安穏act.4← →secret talk69

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如月雑談、雪に

2018-02-09 15:47:49 | 雑談
お天気雪、

っていうんだろうか?
昨日の神奈川は一部ソンナ天気で、
駅のホーム、電車待ちながら、

あー雲なんだか雪呼びそう?

なんて思っていたら車窓いきなり雪が舞った。
舞った→降る→吹雪たちまち空気まっ白、

傘ないなあ、山だと帽子+登山ジャケットで雪OKだけど、笑

なんてことスーツにコート+ビジネスかばんで考えつつ、
レザーソール滑りやすいなあ思いながら、それでも雪はきれいで、
雪山のコト考える窓、ななめ明るい太陽光に雪はまぶしくて、

積もるかな?困るけど愉しいかも、笑

なんてこと呑気に考えていたら目的地に着き、
電車を降りたホーム、雪は止んだ。

傘買わないで済んだなあ、ありがたいなー、

と駅から出た道、あちこち雪水が光っていた。
積りかけて溶けた雪、ポストの上に、植込みに、かき氷みぞれ状態。
パンジーたち冬春花に透ける氷、ガラス細工みたいな。

でも写真は先月末の帰り道です、笑
今も残雪たまにあり。
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いろいろのつぶやき16ブログトーナメント
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