今日も疾風のごとく、といった一日。
朝から加工場に入り、午後は畑、そして稲刈り本格化を前に、
作業場の片付け等々、一つの作業の最中は次の事で頭が忙しい。
そんな一日。
午後、お客さんが。
先日ここで書いた、近くの酒米農家、佐藤さん。
近くまで来たというので、探して寄ってみたという。
電話で話した限りでは７０歳くらいかと推測してたけれど、
予想通り。
けれども、まだまだ眼光鋭く、事業家としての視線を忘れぬ
若さがみなぎっておられた。
中で、
「何の仕事でも『笑顔』が無くなったら、その仕事は長くないよ」
という言葉が印象深い。
仕事に対する厳しさは持たないとダメだけれど、併せて
仕事に対する探究心とか向上心とか、何よりも「やってて楽しい」
と思えなくなったら、特に自営業はおしまいだ、という事。
最近騒がれている事故米なんて、きっと金儲けが先にあるだろうけど、
やってる本人、金が出来たから幸せを感じるか、といえばきっと違う
だろう。
なんとも奥深い言葉。
うちは親父が勤めなので、日中は殆どカミさんと二人きり。
このところ、二人で車で用足しする時に思っていたけれど、
よくバカ話をして笑い、仕事のアイデアでもああだこうだと
笑っている。
大きい事業体でもないので、思ったアイデアを実行出来る身軽さが
我が家の持ち味で、四六時中色んな事を話している。
実際、今は仕事が楽しい。
うん。我家はまだまだ大丈夫だ！・・・