よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

和気あいあい・・・

2008年10月12日 | Weblog
初めての出展となった「仙台市御譜代町 鍋まつり」へ。
朝市夕市ネットの仲間の野菜農家さん2組と、現地へ行ってビックリ、
「よっちゃんなんばん」の卸先で県内唯一「国産大豆醤油版」を置いて
もらっている三陸おさかな倶楽部さんもお隣。

地元の商店街組合の方達が初めて企画したものらしく、会場も分離して
いて、訪れるお客さんもどこ見たらいいのか分からずという場面がシバシバ。
商売的にあまりパッとしない祭だったけれど、ゆっくりとお客さんと
コミュニケーションがとれて、行って良かった。来年もぜひやって欲しい。

「商店街発!」という、昔は当たり前であった「形」が今は新しいし、
地元の商店が準備に追われるだけでなく、もっと商売としても参加すれば
いい。続ければきっといい企画になるはず。
今は「売った」「買った」ばかりで、消費者も売る側も何だか宣伝に
踊らされてばかりの気がする。そんな意味でもこれから「商店街」は
いい!!


そんな、今の大流通店舗では中々手に入らない野菜を、
朝市ネットのボス格である岩沼のHさんが持って来た。

これ いかり芋 といいます。(うちの方の県北では「かっしゃ」(頭))

秋の味覚で、そう!「これって・・」と思った人正解!里芋。
今は流通に載せる為に「芋部分」しかあまり見かけませんが、
鮮度のいいうちに、より「粘り」を味わえるのがこれ。
これは茎も付いていて、その形が「錨(船の)」に見えるから
いかり芋と読んでるらしいです。

Hさん曰く「これはなかなか八百屋さんでも見かけなくなった。
      なぜなら八百屋自身が知らないからねぇ、今は・・・」
      


そしてお隣 おさなか倶楽部海鮮の炭火焼 販売。漂う匂いがたまらん!

定番のホタテ、イカはよくあるが、珍しいのが
あなごの白焼きミンククジラの味噌漬

クジラ、結構好きな人多いんですね。かなり売れてました。
売れきれ前に、うちの親父も大好きなのでしっかりと予約(`´)
しっかりお弁当のオカズに。



仙台に店をかまえる息子の おさかな王子 は販売。
そしてご両親が炭で焼き方と見事な連携。

このお母さん、働きモンです!!
石巻のお店と仙台のお店の商品準備の為とはいえ、
毎日夜中2時就寝!早朝5時起床!だそうですっ!!<(ToT)> !!
・・・頭が下がります。

といっても「いやぁ~~~・・・しんどいぃ~~・・」
とゲンナリしてたら「ご苦労さん」で終わりですけど、
もの凄くイキイキしてるんです。
毎日が楽しい。
伺えば、店を構え、直接お客さん相手にしているから、
それがモチベーションになっているそうです。
すばらしい母ちゃんでした。

最近、いい催事が続きます。
このまま秋が終わりますように。