よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

お客さんと話す事・・・

2008年10月26日 | Weblog

今日は所属するあ・ら・伊達な道の駅の直売所の「元気まつり」。

直売所には、野菜・加工・工芸・花きの4部会があり、元気まつりは
そのうちの「加工・工芸」の部会で。
昨日登場の佐藤農場は加工、私は炭焼もしている所為で工芸の長を
仰せつかっているために朝から段取り、準備でバタバタ。

目的は「売る事」よりも「生産者」としてお客さんと話す機会を設ける事。

一昔前は市場出荷、最近では直売所出荷と農家のスタイルは変われども、
変化しないのが「出荷して終わり」という意識。

私個人の感想でもあるけれど、ここまで10年やってこれたのはお客さんの
お陰、という思いが強い。
「俺はこれで食う!」と、商いする商品。それが完成に至るのはもちろん
作り手である生産者の努力も大きいが、市場性を持つにはお客さんからの
直接の意見がとても参考になるし、何より直接アピールする絶好の機会!

その点では我が直売所も例に漏れず「作って出荷プロ」は沢山居ても、何が
求められていて、売れる商品は何か、というところまで考えている人は少ない。
そして、昨今の食品問題も、そもそも「生産者ー消費者」間のコミュニケーション
が無いからだと思ってる。
なんだかんだ言っても、お客さんが求めているのもソコな気がするし。


厳しいと言われる「農業」だけど、これからはチャンスを掴める分野だと
強く思う。

だから、出来るだけ「売上を上げたい」と思っている人には沢山参加して
お客さんと沢山会話して、今後のヒントをつかんで欲しい、と思って毎年企画。

が、今年も両部会全体の十分の一程度の10人ほどの参加のみ。。。。
残念。。。
でも、数年後、出てる人、出ない人、きっと大きな差がついちゃうよ。



帰ると親父。数年前に植菌した「くりたけ」を収穫していた。
今年で4年目か、、、秋はキノコが美味しいな。