最近よほどでないとテレビを見なくなりました。
けど最近おもしろい番組を発見しました。
BSでやっている「新風土記」という番組。
日本の地域あちらこちらを毎回紹介していて、うっとりハマって毎回あっという間に終わっちゃう。
おもろい。
早朝用事があって、唐辛子栽培を頼んでいる青田さんちへ。
同級生んちなんですが、お父さんお母さんがすばらしい。
「百姓の楽しさ」を実践し、満喫して毎日暮らしているご夫婦です。
「うちは金はないけど"豊かさ"は誰にも負けない!」
というのが口癖。
おじゃますると楽しくてついつい長居をしてしまいます。
そんな青田さんから、一冊の本をプレゼントされました。
この辺りは昔から米づくりを軸にしてきた地帯なんですが、
その農村文化を地元民の聞き取りをベースに本にしたもの。
私の他に、当然息子、そして直売所の同級生にも同じくプレゼントしてるということでした。
きっと「受け継ぐ」というモノに対して、何かしらの期待をしていただいているんだ、
そう思いありがたく頂戴しました。
なんとなく、最近の自分の日常に
「これでいいのか?」
と疑問が出てきていたところ。
見透かされたようなタイミングで驚いています。
少しずつ修正はしているものの、
やっぱり私は「製造業」は目指しては居ない。
というか商売という分野に"農家として参入する"ではありたくないんだ、と思います。
百姓になりたい。
そこにず~~っと違和感を持っているし、
競争している部分があること自体に自分の中でなんか違う、と思ってる。
上手な表現は出来ないけれど、
「仕事をする時間」も人生の一つの切り取られた部分でしかなく、
仕事とプライベート、という区別がよくわからない。
面白いと思って取り組むことに「仕事の事、仕事の時間」という意識はないし。
きっとお金の稼ぎ方が下手な人種なのは間違いない。
まだまだ、青田さんにはかなわない。
もっともっと感じて、もっともっと俯瞰しないとダメだ~!
んでもって、大きく舵を切るタイミングを見つけたい。
五木ひろしの「山河」が妙に身に染みるこの頃。