よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

手シゴトハスバラシイ。

2018年02月24日 | 農家ブランド

よっぽどあったかくなってきたけども、今日も雪吹きすさぶ1日。



道の駅のエボリューション・ラボラトリーという若手部会で今年2回目の試食販売会。

先月の「玄米フェア」も好評だったので本日2回目。




うちはモチが間に合わず、金のいぶきを使った助六寿司。と、よっちゃんなんばんの販促試食会。

ヨシノリ君は炊いたご飯を試食して頂きながら金のいぶきを販売。

小泉麹や・新婚タケシ君は玄米麹みその試食販売。

冬場はどうしてもお客さんの数も少ないですが、混みすぎでごった返しているよりはずっとやりやすく、

お客さんともゆっくりとやりとり出来るのでいいです。今日もよく売れました。

来月もがんばります。ちゃんと告知できるようにしますのでぜひお越しください。





ちょっと私だけ昼前に抜け出して地元の大長老・マサヒコさん宅へ。

家の前にあるマサヒコさんの”作業場”。私も通った小学校が近くにありそこが木造から建て替える際に「もったいない」と

材料をもってきて集落のみんなで組んだという集会所。

農作業の合間、ここに溜め込んだ山の素材でマサヒコさんはいろいろやっている。




今年、工芸部会で藁を使って作品作りをしたいと盛り上がったところ、マサヒコさんが色も様々だったら!と古代米を4種類手に入れてくれた。

それをどう植えるかという打合せがてらマサヒコさんの手シゴトを拝見。





目について惹かれた、山の蔦で編んだ縄。

 「昔はなんにも無かったからなんでもやれることは自分たちでやっていた」

が口癖のマサヒコさんだが、とてもとても美しい縄。素晴らしい仕事です。

今の化学製品の方が安いし丈夫だしというのは十分わかるけれども、こんなに心惹かれる事はない。それくらいに綺麗。



これは一年経ったもの。良い味わい。

天皇陛下と同い年だけれど、感覚はとても若く今出来ることを模索している人。

「今の時代に役に立つかはわからないけど、動けるうちに、アタマがしっかりしているうちに、伝えられることを伝えたい」

と話すマサヒコさん。

そう言って頂いてるうちに、みんなで受け継げることは継いでいきたい。