ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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2発目

2010-10-12 15:11:00 | ノンジャンル
2発目だよ。

以下、茂木健一郎さんの連続ツイートから。

連続ツイート ジェントルマン
ジェ(1)きのう、東京タワーの下のかくれ家レストランで、チャリティ・イベントがあった。そのとき、その話をしたので思い出した。ジェントルマンのことを書こうと思う。

ジェ(2)ジェントルマンとは、イギリス生まれの呼称だが、決して、金持ちだったり、社会的地位が高い人のことを指すのではない。むしろ、ジェントルマンとは、他人に対するある成熟した態度のことである。

ジェ(3)BBCのコメディ『リトル・ブリテン』の中の「ルーとアンディ」のスケッチ。車いすのアンディは、わがまま放題。何の文句も言わずアンディの世話をするルーは、みすぼらしい格好をしていても「ジェントルマン」である。 http://bit.ly/czN8PH

ジェ(4)ジェントルマンは、相手によって態度を変えない。映画『マイ・フェア・レディ』で、貧しい花売り娘のイライザをヒギンズ教授はバカにするが、ピッカリング大佐は、丁重に扱う。美しくて着飾っているからレディーなのではない。相手がレディーとして扱えば、誰でもレディーとなる。

ジェ(5)恋愛において、男性がよく失敗するポイントがある。女性が、何か言ったとき、それが論理的に矛盾すると考えてしまう。3日前に自分が言っていたことと違うじゃないか、支離滅裂だ、などと思ってしまうのである。

ジェ(6)しかし、女性が矛盾したことを言ったり、前言を翻したりするのは、その背後に淋しい気持ちや、不安な気持ち、愛が足りないという思いがあるからである。事実と違うとか、論理的に矛盾するなどは大した問題ではない。その背後にある思いこそ、受け止めなければならない。

ジェ(7)どんなに支離滅裂で、めちゃくちゃでも、その背後にある気持ちをやさしく受け止めて、黙々として従う。そして、揺るがない。そのような男性は、どんなに貧しく、ボロを着ていても立派なジェントルマンとなる。

ジェ(8)どんなことがあっても他人を受け止めるジェントルマンであるためには、自分が大地となること。強く、成熟していて、世間知に長けている。そのような人間を目指せば、あなたもジェントルマンになれる。

ジェ(9)ジェントルマンとは、つまり、愛のある「やせがまん」のことである。不安や哀しみで揺れ動いている他者をやさしく受け止める。そうして、自分は、一切弱音を吐かないのだ。もちろん、一種の理想に過ぎぬが、すべての美意識は、地上からほんの少し浮上している。

以上、ジェントルマンについての連続ツイートでした。


・・・

慈悲とか何とかは朧にしかわからんけれど、あたしがあたしでないと出来ないことだとはわかります。

地に足つけて、あたしはズンドコと行こうと思いました。




8度目の稲刈り

2010-10-12 10:11:00 | ノンジャンル
おはよ。

昨日は、満を持しての8度目の稲刈りでした。

本来2日前に行う予定が雨のため中止。

順延で昨日になりましたところ、隊長とヨシヒト君の都合が合わず欠席。

それでも、市野さんとキミ君が都合をつけてくれて、3人合わせて150歳で稲刈りをするのだ!

お米作りも野菜作りも、結局お天気の都合を見ながらでないと出来ませんが、あたしたち田んぼ同好会は、あたし以外は平日のお仕事がありますから、今日は天気だからと言って急に動くことができず休日単位で予定を組まないといけないのですね。

とは言え、収穫の時期もまた、そうそう待ってくれるものではありません。
(田植えはよほどずれても大丈夫なのだけれど、稲刈りはあまり遅くは出来ないのです)

だから、できる人が最低限集まれば、それはやるしかないのだよ。

初めての3人の稲刈りが始まりました。

午前9時田んぼ集合で、市野さんはお米を入れるタンクをオヤッサンのところに取りに行き、あたしとキミ君は、もっこり山に置いてあるコンバインを取りに行きました。

かぶせてあるブルーシートを外して、エンジンをかけますが、いつもながらにバッテリー上がり。(一年に一度しか使わないから仕方が無いのです)

これは想定内ですので、てきぱきと車のバッテリーにつないで無事エンジン始動。

田んぼに自走させますと、市野さんはすでに待機。

それではと3人で気合を入れて、稲刈り開始~!

今回コンバインの運転はキミ君が受け持ちまして(田んぼ同好会は、基本的に、全員がすべての作業ができないといけないというあたしの思いがあります。だから、うまい下手は関係なく、誰がいなくても作業が出来るというのがよいのだ・・・ちなみに、機械操作は、あたしが一番下手です・・・でも、文句は言わせない)、きれいに実った稲を刈り始めました。

ガーガーとうなりながら、コンバインが稲を刈り取っていきますよ。



おぉ、なかなか好調ではないですか。

昨年、パラパラと雨粒が落ちる中での稲刈りでは、すぐにコンバインが不調となり(湿った稲を刈るというのは、実は無茶な作業だったのよ)大変な目に会ったのをトラウマのように覚えております。

それに比べて、今年は快晴。

このまま行くか?と期待していましたら、やがてコンバインに稲が絡みついて、動かなくなりました。

う~~~む・・・やはり今年もか?

中古を25万円で買ったコンバインですが、販売元のイセキさんは、「ジョウモノでっせ」と太鼓判を押してくれておりました。

そのジョウモノを、うまく使いこなせないあたしたち。(涙)

絡みついた稲を手で何とか取り除きながら、そんなことを2度3度繰り返しました。

これはもう、田んぼ同好会の恒例行事でありますね。

が、このままでは時間がかかりすぎて稲刈りが今日中に終わらない。

そう思ったあたしは、早速にイセキの担当さんに電話。

山本さ~ん、コンバインが動かんのよ」

電話の向こうで山本さんは、

「あたしは行けないから、別の人を送りま~す」

と心強く言ってくれました。

やがて・・・

別の人、登場。

イセキのつなぎのブルーが、一筋のクモの糸かと思えるほど、神々しかったですね。

名も知らぬ別の人が、コンバインを診てくれました。

そして、チョイチョイと機械を触ってくれました。



すると・・・



コンバインは、気持ちよ~く動くのでありました。

何が違うのだろう?と市野さんと顔を見合わせるあたし。

せっかくでしたので、ささやかにその場で講義を受けまして、また少し知識を増やしたあたしたちでありました。

それから市野さんもあたしも、途中ヘロヘロになりながらの作業が続くのでありました。

これほどヘロヘロになったのは、先日大峰山に登ったとき以来だね。

市野さんとバテバテロートル二人が会話しますよ。

「市野さん、学生のころ、合宿で経験したときに似てません?」

市野さんはスキー部で、バリバリの体育会。

そしてあたしは、少林寺拳法の体育会。

あの頃、一体いつ終わるんだ?という合宿での練習の感覚が、この時と似ていたのだよ。

それはちょっと、おもしろい感覚でした。

そんなしんどい中でも、こんな場面がありました。



どこからか子どもたちがやってきて、

「見てもいいですか~?」

と、可愛い声をかけてくれました。

大歓迎だがね。

子どもたちは、歓声を上げながら、あたしたちの作業を見守ってくれておりました。

キミ達、田んぼや畑を忘れないでね・・・

さて、その後何度かのトラブルもありましたが、これもまた田んぼ同好会らしいではないかと皆で心が折れないように声をかけながら、やがて4時。

無事に稲刈り終了

8度目の稲刈りは、大団円を迎えました。



専業の方なら、どうということのないたかだか一反の田んぼかもしれません。

でもね、あたしたちにとっては、かけがえの無い田んぼなのよ。

振り返って思う・・・

8年前、「お米を作りたいっ!」と言い出したあたしに、何のご縁か4人の仲間が加わった。

彼らにとって何が楽しいのか?は、実はあたしはわからないのです。

でもね、それでも8年続いたのだ。

それがあたしは、何よりうれしい。

もうしばらくすると、新米が出来上がります。

それを祝って、また皆で飲みましょう。

心から、楽しみにしています。