ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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仏と対話

2010-10-29 10:17:00 | ノンジャンル
おはよ。

なにやら怪しいタイトルです。

怪しくないから・・・

では、昨日の続き。


田んぼで野焼きのあと、いつもの買出しを済ませて、ばあちゃんの家へと行きました。

ばあちゃんのそばに座って、たまには年寄りの話も聞かなくてはと思いながら買ってきたビールを飲んでいると、ばあちゃんがこんなことを言い出しました。

じいちゃんも私も、お前と同じ永代供養の共同墓でよいからね」

これの伏線は、いつだったか?あたしはすでに自分の葬式だとかお墓だとかの始末のことを家族に宣言しておりまして、どうもばあちゃんも、そこから己のこれからを真剣に考え出したらしい。

別段あたしが死ぬというわけではないけれど、間違いなくいずれ死ぬ。

特にあたしの場合、家に一人だから、たとえば飲んで風呂に入っておぼれても、たぶんそのまま逝ってしまふ。

それに気がついたとき、「あぁ、そうか」と大変納得したのだよ。

そうならば、悔いの無い(そして、あまり人様にご迷惑をかけない)これからの生を全うするためにも、あたしは身辺整理をしたいと思ったのでした。

そんなことをしばらく考えて、だんだんとまとまってきたものを、父や母、姉や長男などに話してきたのです。

そんな中のひとつが、あたしはお墓なんぞいらんから、共同墓に入ると決めたことでした。

親にそういうことを言うのもどうなのかと思われるかもしれませんが、すでに死を身近なものとしていると、死に対するタブーはなくなってしまうのですよ。

これはこれで、あたしはよいと思っています。
(でも、他人様には面と向かって言うことは無いですよ)

すでに父と母が入るお墓(墓地)は、ずいぶんと前に用意しているらしいですが、あたしの話で心変わりをしたようです。

父などは、「私は石ころ一つ置いてくれたらよい」と言っているようです。

あたしもそれでよいのだけれど、決まりがあるからできないんだな。

そんな話を皮切りに、これまで祀ってきた先祖の墓はどうしよう?という話になりました。

母方の先祖だけは、母が唯一の後見人として面倒を見てきたのです。

そして、それを受け継ぐあたし。

が、その先は?

生きて残っているからできることがある。

縁があるからできることがある。

そんな話を、しばらく母としておりました。

そして思ったのだよ。

これは、あたしと母の課題であると同時に、ご先祖様の意見も聞いてみなくては?

しばらく仏様とお話をしてみましょうね・・・

母にそう伝えて、お互いもう少し時間をかけてみることにいたします。

声を発せぬ仏様ですが、なにか言いたい事を知らせてくれるかもしれませんよ。

満足はできないかもしれないけれど、納得できたらそれがよい。

そんなことを思っていた親子でした。


追伸

こんな企画があります。

http://www.keiko-mental-clinic.jp/schedule/2010/20101127.html

Fが主催です。

ご参加、よろしくね。