仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

管理職を薦める理由

2021年06月21日 | 学校経営
 「この人は、ぜひ管理職になってほしい」

 「学校のリーダーとなって、今後活躍してほしい」

 そんな人が、どこの学校にもいるものだ。

 最近、そんな人(中堅の先生)に声をかけた。

 「今後、管理職試験を受けてみませんか?」

 すると、翌日、こんな答えが返ってきた。

 「昨日、言われて嬉しかったです。でも、どうして、管理職を薦められたのでしょうか?」

 それについて、答えたのが、次である。


 「それは、あなたが管理職として十分働ける力があるし、管理職の楽しさも味わえる方だと考えているからですよ。」

 そうなのだ。管理職として働けるであろう能力と意欲がある人にしか、声はかけない。

 教頭や校長というのは、教諭とは違った仕事をする。

 学級経営では無くて、学校経営である。

 人・金・物・人材・時間をマネジメントして、学校教育がうまくできるようにする仕事をすることになる。

 見える世界が違ってくる。交流する人の範囲も違ってくる。

 管理職でないと味わえない楽しさややり甲斐もあるのだ。


 能力と意欲がある人には、その楽しさややり甲斐も味わってほしい。

 そんなことを伝えた。


 じつは、人材育成を考える上で、「勧めることのメリット」がある。

 また、「こんな人には声はかけない」という自分の考えもある。

 長くなったので、明日のブログに続きます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする