仕事の道楽化

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部下を定時に帰す『仕事術』・・・佐々木常夫氏の人間味も伝わってくる

2021年06月09日 | 本と雑誌
 佐々木常夫氏の「部下を定時に帰す『仕事術』」を読み返した。

 やはり、素晴らしい本である。

 具体的で、その具体に哲学というか、佐々木氏の信念もうかがえる。



 この本の副題が「『最短距離』で『成果』を出すリーダーの知恵」である。

 本の帯には「現場で鍛え上げた佐々木流『仕事術』」と書いてある。



 職種は違っても、取り入れられるノウハウはかなり多かった。

  
自分は、仕事術という「技術」だけでは無く、佐々木氏の人間味というか、生き方や仕事に対する考え方がとても参考になった。

 例えば、次の記述である。


 アドバイス13「友達は大事にしよう - 友情は手入れが必要」p.165 より


 仲間の一人が、「佐々木が東京に戻ってきたから、彼なら同窓会をしてくれるだろう」と言ったそうです。

 そこで私は、転勤後間もない2月の第4金曜日に、ワンゲル仲間に集合をかけました。東レの社員クラブに招待したのです。

 そうしたら、30名の仲間が来るわ来るわ。岡山から、高松から、大阪から続々と集まってくれました。

 そのうちの1人が、「6時開始というのは遅い。もっと早く集まろう。」と言い出し、約半数の仲間は4時に東レの応接室に集まってきました。

 20年ぶりの再会に大騒ぎとなり、受付の女性に注意される始末でした。

 その後、6時に同窓会が始まり、9時過ぎに場所をかえて2次会、3次会と深夜に及びました。そして私は、同窓会を毎年その日時、つまり2月第4金曜日6時に東レ社員クラブで行うことに決めました。

 その会は昨年で20回を数え、別名「佐々木会」と呼ばれています。

 どんなに仲のよい友達でも、会う機会をもたなければ疎遠になってしまいます。

 親しかった人、お世話になったお客さまなどには、ときどき電話をかけたり、年賀状を出したり、コミュニケーションをとるべきでしょう。

 そういう人たちは自分の財産なのですから。友情には手入れが必要ということです。





 本当に大事な人間関係であれば、「手入れ」が必要ということである。

 「去る者は日々に疎し」という言葉がある。

 尊敬する鍵山秀三郎先生は、「いい縁ほどすぐ遠のく」と言っている。



 こういう人間味のある言葉から、佐々木常夫氏という方は、温かい人なんだろうなあと感じる。

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「スパイスカレー」・・・確かに簡単でうまい

2021年06月09日 | 食・レシピ
 昨日の「「スパイスカレー」なるものを作ってみたい・・・揃えるスパイスは3つだけ?」の続き

 具材の豚肉とピーマンを炒める。

 

 カレーの素になる「グレイビー」を混ぜる。



 豚肉とピーマンのカレーができあがり。


 

 ご飯は、発酵発芽玄米

 卵は、平飼いの卵

 確かに、スパイスが効いていておいしかった。

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