佐々木常夫氏の「部下を定時に帰す『仕事術』」を読み返した。
やはり、素晴らしい本である。
具体的で、その具体に哲学というか、佐々木氏の信念もうかがえる。
この本の副題が「『最短距離』で『成果』を出すリーダーの知恵」である。
本の帯には「現場で鍛え上げた佐々木流『仕事術』」と書いてある。
職種は違っても、取り入れられるノウハウはかなり多かった。
自分は、仕事術という「技術」だけでは無く、佐々木氏の人間味というか、生き方や仕事に対する考え方がとても参考になった。
例えば、次の記述である。
アドバイス13「友達は大事にしよう - 友情は手入れが必要」p.165 より
仲間の一人が、「佐々木が東京に戻ってきたから、彼なら同窓会をしてくれるだろう」と言ったそうです。
そこで私は、転勤後間もない2月の第4金曜日に、ワンゲル仲間に集合をかけました。東レの社員クラブに招待したのです。
そうしたら、30名の仲間が来るわ来るわ。岡山から、高松から、大阪から続々と集まってくれました。
そのうちの1人が、「6時開始というのは遅い。もっと早く集まろう。」と言い出し、約半数の仲間は4時に東レの応接室に集まってきました。
20年ぶりの再会に大騒ぎとなり、受付の女性に注意される始末でした。
その後、6時に同窓会が始まり、9時過ぎに場所をかえて2次会、3次会と深夜に及びました。そして私は、同窓会を毎年その日時、つまり2月第4金曜日6時に東レ社員クラブで行うことに決めました。
その会は昨年で20回を数え、別名「佐々木会」と呼ばれています。
どんなに仲のよい友達でも、会う機会をもたなければ疎遠になってしまいます。
親しかった人、お世話になったお客さまなどには、ときどき電話をかけたり、年賀状を出したり、コミュニケーションをとるべきでしょう。
そういう人たちは自分の財産なのですから。友情には手入れが必要ということです。
本当に大事な人間関係であれば、「手入れ」が必要ということである。
「去る者は日々に疎し」という言葉がある。
尊敬する鍵山秀三郎先生は、「いい縁ほどすぐ遠のく」と言っている。
こういう人間味のある言葉から、佐々木常夫氏という方は、温かい人なんだろうなあと感じる。
やはり、素晴らしい本である。
具体的で、その具体に哲学というか、佐々木氏の信念もうかがえる。
この本の副題が「『最短距離』で『成果』を出すリーダーの知恵」である。
本の帯には「現場で鍛え上げた佐々木流『仕事術』」と書いてある。
職種は違っても、取り入れられるノウハウはかなり多かった。
自分は、仕事術という「技術」だけでは無く、佐々木氏の人間味というか、生き方や仕事に対する考え方がとても参考になった。
例えば、次の記述である。
アドバイス13「友達は大事にしよう - 友情は手入れが必要」p.165 より
仲間の一人が、「佐々木が東京に戻ってきたから、彼なら同窓会をしてくれるだろう」と言ったそうです。
そこで私は、転勤後間もない2月の第4金曜日に、ワンゲル仲間に集合をかけました。東レの社員クラブに招待したのです。
そうしたら、30名の仲間が来るわ来るわ。岡山から、高松から、大阪から続々と集まってくれました。
そのうちの1人が、「6時開始というのは遅い。もっと早く集まろう。」と言い出し、約半数の仲間は4時に東レの応接室に集まってきました。
20年ぶりの再会に大騒ぎとなり、受付の女性に注意される始末でした。
その後、6時に同窓会が始まり、9時過ぎに場所をかえて2次会、3次会と深夜に及びました。そして私は、同窓会を毎年その日時、つまり2月第4金曜日6時に東レ社員クラブで行うことに決めました。
その会は昨年で20回を数え、別名「佐々木会」と呼ばれています。
どんなに仲のよい友達でも、会う機会をもたなければ疎遠になってしまいます。
親しかった人、お世話になったお客さまなどには、ときどき電話をかけたり、年賀状を出したり、コミュニケーションをとるべきでしょう。
そういう人たちは自分の財産なのですから。友情には手入れが必要ということです。
本当に大事な人間関係であれば、「手入れ」が必要ということである。
「去る者は日々に疎し」という言葉がある。
尊敬する鍵山秀三郎先生は、「いい縁ほどすぐ遠のく」と言っている。
こういう人間味のある言葉から、佐々木常夫氏という方は、温かい人なんだろうなあと感じる。