仕事の道楽化

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「手の治癒力に学ぶ」を読んでいたら「8秒間の抱きしめ」を思い出した

2021年06月29日 | 本と雑誌
 昨日は、「手の治癒力に学ぶ」について書いた。

 書いていて思い出したのだが、以前学級通信で「8秒間の抱きしめ」について書いたことがある。

 抱きしめること、触れ合うことの大切さについて書いた文である。

 

以下に紹介します。

 

8秒間の抱きしめ

あるお母さんから、次のような話を聞きました。



 私は、仕事でつらいことがあると、家に帰って我が子をギュッと抱きしめるのです。とても安らぎます。張りつめていた気持ちがフッと軽くなるのです。



 それ以来、私も毎日のように娘(小3)を抱きしめることにしています。確かに、とても安らぐのです。子どもから、パワーをもらったような感じがします。

 子どもを抱きしめるというのは、何も親だけにメリットがあるわけではないようです。子ども自身にとっても、良い影響があるそうです。



 七田眞氏は「赤ちゃんは天才!」という本の中で、次のように述べています。



子どもが頼んだことをしてくれたら、子どもを強く抱きしめ、次のようにささやいてあげましょう。

「ママを助けてくれてありがとう。ママは大助かりだわ。ママは、こんなに優しくて、素直で明るい子が大好きよ。」

そっと、優しく抱くのではだめです。ギューとです。そして、8秒間という時間を守ってください。

 これをすると子どもの心に、いっぺんに母親の愛情が伝わり、とたんに反抗的でなくなり、素直で明るい子に変わります。

 すると困った問題が全て解決してしまいます。子どもが明るく素直になり、「もっとお手伝いをする」と言います。

 ママに感謝されることを喜び、もっとママの喜ぶことをしようというやる気を育てるのです。

 8秒間の強い抱きしめで、子どものやる気、自立心が見事に育ちます。

下の子へのいじわる、友達へのいじわる、母親への反抗、やる気のなさ、おねしょや指しゃぶり等、困った問題がいっぺんに解決されて、自分が子どもの心を満たしてやらなかったことに気づかされます。

「赤ちゃんは天才!」七田眞 著(KKベストセラーズ)より





小学○年生というのは、親離れをしつつある年齢です。

「8秒間の抱きしめ」ができるかどうか分かりませんが、最後の時期かもしれません。(私は娘が大きくなっても、抱きしめようと思っています。)

 ただ抱きしめるだけでもいいと思います。きっと親子ともに生きる元気がわいてくるのではないでしょうか。





 今思えば、我が子を抱きしめながら、「幸福ホルモン」と呼ばれる「オキシトシン」が出ていたのだろうなあ。

 懐かしい。
コメント
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