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Pretenderの備忘録

まほろば

2008-07-14 22:09:26 | 芝居・ミュージカル・バレエ
新国立劇場 小劇場 C1列5番

作 蓬莱竜太
演出 栗山民也

ミドリ 秋山菜津子
キョウコ 魏涼子
ユリア 前田亜季
マオ 黒沢ともよ
タマエ 中村たつ
ヒロコ 三田和代

シリーズ同時代の最終回。通しで買ったが、全部行かれなくなり、全部買い換えた。そこまでしていく価値があったかはあるが。。。今日は初日だったようで、その割りに良い席で、Youや渡辺美佐子その他を見かけた。終演後には栗山さんとすれ違ったが、写真どおり冴えない感じ、笑

女6人の芝居。妊娠を通じて、女の幸せについて、四世代で語る。台詞のテンポはいいし、重いテーマを笑いも交えて浮かび上がらせる。ただ、キャリアの女性という視点は突込みが足りない、彼女らの悩みがややステレオタイプ化して描かれている。三田和代、コミカルな面も見せて、しっかりと舞台を締める。1975年の朝のTV小説、「おはようさん」をふと、思い出してしまった。あれも女性三人の話だった。秋山、魏が丁々発止のやり取りをして、中村がいい味を出している。
結論は出ないようで、実は出ている気がするのだけど、それなりに見てうんうんと感じられるような芝居。

ただ、三作を通じて、最近の若い舞台女優の発声ってみんな同じに聞こえる。そういうトレーニングがあるのかしらん?

コメント
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