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Pretenderの備忘録

七月大歌舞伎 夜の部

2008-07-13 23:42:04 | 歌舞伎
歌舞伎座 17列10番

一、夜叉ヶ池(やしゃがいけ)

 百合 春 猿
 白雪姫 笑三郎
 萩原晃 段治郎
 穴隈鉱蔵 薪 車
 畑上嘉伝次 寿 猿
 黒和尚鯰入 猿 弥
 万年姥 吉 弥
 山沢学円 市川右 近

まあ、二年前と違うのは白雪姫が百合と二役でなくなったくらいで。前回と比べて格段に何かがという印象は特にありませんでした。むしろ、新派120年で、こういうものを出せないことが、新派の抱えている問題として考えてしまいました。

二、高野聖(こうやひじり)

 女 玉三郎
 宗朝 海老蔵
 薬売 市 蔵
 次郎 尾上右 近
 猟師 男女蔵
 百姓 右之助
 親仁 歌 六

照明や音声を使った演出、台詞、結構引き込まれました。エロチックという大人のムードが醸し出され。。。また客席を、玉三郎と海老蔵が歩いたときに、丁度私の前で留まって、台詞をいい、いやー凄いオーラを感じました。
ところが、これは戯曲として書かれたものでなく、小説なので、後半20分が、歌六の一人語りのような説明で、これは演出、脚本、改善の余地が大いにあると思いました。

コメント
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