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Pretenderの備忘録

カプリッチョ

2009-11-20 22:44:10 | 音楽 Opera
日生劇場 E列8番

指揮 沼尻竜典
演出 ジョエル・ローウェルス
管弦楽 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

マドレーヌ 佐々木典子
伯爵 初鹿野剛
フラマン 望月哲也
オリヴィエ 石崎秀和

沼尻の指揮は、シティ・フィルからシュトラウス独特の美しい旋律を引き出した。
歌手もそれなりに頑張っていた。
演出は、他のバージョンを見たことがないからよく分からない。それほど斬新という感じもなかったが。
芸術とか哲学とかやさしくない、欧州的テーマを、欧州の歴史背景で論じる。それを日本人がやっていることに、ある種の滑稽さを感じないでもなく、それが人間の普遍の滑稽さであり、シュトラウスが伝えたかったことの一つであるならば、それは伝わっていたように思う。
コメント
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