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Pretenderの備忘録

新春歌舞伎公演 昼の部

2019-01-12 16:20:22 | 歌舞伎
新橋演舞場

昼の部は11時半から15時で、夜の部が16時から21時過ぎとややバランスが悪い。
団体バスが3台くらい来てた。

一、廣松の静御前。海老蔵と一座してきたこの数年でいろいろな役をやり、成長してきたと思う。京屋には子供いないので、女形修行しても良いのかもしれない。
二、左團次が休演で右團次が。玉突きで市蔵が二役。右團次は、良い役者だし、なんでもこなせるが、口跡に難が、海老蔵と向かい合うと目立ってしまう。海老蔵も、黙阿弥作品ではあるが、あまりに調子を付けたセリフになりすぎか。勸玄くんがしっかり。孝太郎もこういう女房はいいと思う。十年後に観てみたい座組。
三、楽しい舞踊。

男寅、廣松という、地味な役者が、海老蔵の一座で役をやり成長しているのを感じる。


一、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
鳥居前 

佐藤忠信実は源九郎狐 獅童
武蔵坊弁慶 九團次
静御前 廣松
源義経 友右衛門

河竹黙阿弥 作
二、極付幡随長兵衛(きわめつきばんずいちょうべえ)
「公平法問諍」

幡随院長兵衛 海老蔵
女房お時 孝太郎
唐犬権兵衛 市蔵 ※
出尻清兵衛 男女蔵
長松 堀越勸玄
極楽十三 九團次
雷重五郎 廣松
神田弥吉 男寅
慢容上人 松之助
坂田公平 市蔵
伊予守頼義 齊入
渡辺綱九郎 家橘
近藤登之助 友右衛門
水野十郎左衛門 右團次 ※

松岡 亮 作
三、三升曲輪傘売(みますくるわのかさうり)

傘売り三すじの綱吉実は石川五右衛門 海老蔵
男伊達 市蔵
男伊達 九團次
男伊達 廣松
男伊達 男寅

※市川左團次休演につき、代役にて上演いたします。
コメント
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