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Pretenderの備忘録

キネマと恋人

2019-06-18 22:51:04 | 芝居・ミュージカル・バレエ
世田谷パブリックシアター

【台本・演出】 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
【出演】妻夫木聡 緒川たまき ともさかりえ
【映像監修】 上田大樹
【振付】 小野寺修二
【音楽】 鈴木光介
【美術】 二村周作
【照明】 関口裕二
【音響】 水越佳一
【衣装】 伊藤佐智子
【ヘアメイク】 宮内宏明


ウッディアレンのカイロの紫のバラの翻案であり、本劇は再演である。
ペーソスを散りばめたコメディ。ファンタジーに温かい気持ちになり、冷徹なリアリティにハッとさせられる。だが、映画への愛と希望を感じる。
初演も観た。初演はトラムだったので、小ぶりだったのがパブリックシアターで箱も大きくなり、見せ方も変わった部分もあると思う。
映像を駆使し、歌舞伎の早替りのテクニックを使ったり、楽しめる。
休憩を入れて3時間半はちょっと長い。2時間半くらいまで短縮する必要があるのではないか。冗長なところはある。
妻夫木は好演。彼の代表作の一つとして再演していって欲しい。初演よりもわざとらしさがなくなり、自然な感じとなった。
緒川も敢闘賞。
コメント
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