東京フィルハーモニー交響楽団
第137回東京オペラシティ定期シリーズ
第137回東京オペラシティ定期シリーズ
[出演]チョン・ミン(Cond)、服部百音(Vn)、東京フィルハーモニー交響楽団
曲目]・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61/交響曲第5番ハ短調 op.67「運命」
曲目は最初はマーラー3、その後ベートーヴェン3になり、チョンミョンフンが来日できなくなり、ベートーヴェン5となった。
ヴァイオリン協奏曲、服部の演奏はちょっと粗削りだが、情熱的。貫禄さえ感じる。チャイコやブルッフ、シベリウスなんかも聴いてみたい。
5番、指揮と呼吸もあって、力強く隙のない演奏を聴くことができたと思う。
ぎりぎりで入ってきた老女が、ものを落としたり、チェーンをチャラチャラさせたり、困ったものだ。と思っていたら、一つ離れた先の老人が、鼻歌を、微妙に音程がずれていて、非常なストレス。これは前半だけでなく、5番でも。もしかしたらどちらも、認知症に入っているのかもなあ、いずれ自分も直面するのだろうかと思ったら怖くなった。