面白い企画だった。
開演時に、指揮と構成台本を担当した佐藤が特に、人間の声の時代の電話について解説。
ジャンコクトーの声をオペラ化。ジャンコクトーの声は女性の一人芝居で、私は鈴木京香(三谷幸喜演出)、寺島しのぶ(杉本博司演出)で観ている。オペラ歌手が独り芝居で歌い続けるのは喉への負担はかなりだと思う。雰囲気が良く出た舞台だった。
アルルの女は、朗読に音楽が付く。これもなかなか面白かった。俳優陣は複数役を演じ、声色をものの見事に変えている。
芸術の遊びと異分野との刺激を感じる舞台だった。
プーランク/オペラ『人間の声』
ビゼー/劇音楽『アルルの女』全曲
(アルフォンス・ドーデ、原作台本による原典版)
(アルフォンス・ドーデ、原作台本による原典版)
出演
指揮、構成台本:佐藤正浩
管弦楽:ザ・オペラ・バンド
管弦楽:ザ・オペラ・バンド
■プーランク/オペラ『人間の声』
女:森谷真理(ソプラノ)
女:森谷真理(ソプラノ)
■ビゼー/劇音楽 『アルルの女』
語り、バルタザール、他:松重 豊
フレデリ:木山廉彬(東京演劇道場)
白痴:的場祐太(東京演劇道場)
ヴィヴェット、フレデリの母:藤井咲有里(東京演劇道場)
コーラス:武蔵野音楽大学合唱団(合唱指導:横山修司)
語り、バルタザール、他:松重 豊
フレデリ:木山廉彬(東京演劇道場)
白痴:的場祐太(東京演劇道場)
ヴィヴェット、フレデリの母:藤井咲有里(東京演劇道場)
コーラス:武蔵野音楽大学合唱団(合唱指導:横山修司)