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Pretenderの備忘録

読売日本交響楽団 演奏会

2022-01-28 22:40:19 | 音楽 Classic
20年以上前に井上の新日本フィルでのマーラーチクルスに通った経験がある。当時、年齢的には気力体力とも十分な時期だったと思うが、パワーでねじ伏せるような雑さがあるかなというのが当時の印象だった。それからも折に触れて聴いてきたが、踊ってるという印象。リタイヤを表明し、作曲作品の発表も控え、今ほど充実しているときはないのではないかと思う。

藤倉の日本初演の新曲は、現代音楽っぽくもなく、聴きやすい。コロナ禍で人とのつながりを意識した曲だという。包み込まれるようなイメージ。
シベリウス、大地の歌も、一寸粗いところもあったものの力強く。


東京芸術劇場

曲目
藤倉大/Entwine (日本初演) *ケルン放送交響楽団他との国際共同委嘱作品
シベリウス/交響曲第7番 ハ長調 op.105
マーラー/『大地の歌』*アルト、テノール独唱と大オーケストラのための交響曲
*歌詞:ハンス・ベトゥゲの詩集『シナの笛』から

出演
指揮:井上道義
アルト:池田香織
テノール:宮里直樹
管弦楽:読売日本交響楽団 
コメント
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