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Pretenderの備忘録

パルジファル

2022-07-13 22:55:49 | 音楽 Opera
亜門演出は、相当自信をもって、いろいろと学びながらも独自色、とんがった感じを出してきたと思う。椿姫の時などは、あまりにもオーソドックスかつ最新の動向を散りばめていてビックリしたが、随分とカラーが出てきた。
金閣寺もそうだったが、分身としての子どもというコンセプトはここでも用いられていた。回り舞台を使ったセット転回も多く、映像も多用。歌舞伎張りの宙乗りまで。楽しめたものの、テーマをきちんと捉えていたか、不明だし、分かりにくかったのは事実。
音楽はヴィグレが読響をしっかりまとめて、美しい世界観を表現。歌手陣も頑張っていた。近くで観たら、絵的にどうかとは思うが、(笑)。カウフマンで10年以上前にMETで観たのが非常に印象にある。30分くらい上半身裸で歌っていたのもビックリだった。



東京文化会館

オペラ全3幕
日本語および英語字幕付き原語(ドイツ語)上演
台本・作曲:リヒャルト・ワーグナー

合唱:二期会合唱団
管弦楽:読売日本交響楽団

スタッフ

指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
演出:宮本亞門
 
装置:ボリス・クドルチカ
 衣裳:カスパー・グラーナー
照明:フェリース・ロス
映像: バルテック・マシス

合唱指揮:三澤洋史











アムフォルタス

黒田 博


ティトゥレル

大塚博章


グルネマンツ

加藤宏隆


パルジファル

福井 敬


クリングゾル

門間信樹


クンドリ

田崎尚美


第1の聖杯の騎士

西岡慎介


第2の聖杯の騎士

杉浦隆大


4人の小姓

清野友香莉



郷家暁子



櫻井 淳



伊藤 潤


花の乙女たち

清野友香莉



梶田真未



鈴木麻里子



斉藤園子



郷家暁子



増田弥生


天上からの声

増田弥生
コメント
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