Running On Empty

Pretenderの備忘録

歌舞伎座新開場十周年 錦秋十月大歌舞伎

2023-10-23 19:43:57 | 歌舞伎
平日にも関わらず発券機に長蛇の列、入場口も長蛇の列、お客さんは入っていた。ビックリ。
天竺徳兵衛、やっぱり猿之助かなあ。松緑はかなりアドリブも入れ、着ぐるみに入って動き回り、大車輪だった。
文七元結、今までと異なる新作としてみるべきだろう。山田監督は、勘三郎の舞台を映画に撮っているので、それを基にこの舞台を考えたんだと思うと、楽しい。90を過ぎてお元気。
場面構成も異なるし、セットがロマンチックな感じがある。下町長屋のゴタゴタした感じではない。映画のカットのように橋を舞台上で動かして見せるとかも面白い。
獅童はあてがきに近いだろう。彼の良さが出るセリフ回し。注目の寺島もしっかり演じていて、女性であることが不自然な感じはなかった。


四世鶴屋南北 作
一、天竺徳兵衛韓噺(てんじくとくべえいこくばなし)
序幕

大詰
北野天神境内の場
同   別当所の場
吉岡宗観邸の場
同 裏手水門の場

天竺徳兵衛
梅津掃部
佐々木桂之介 
銀杏の前
奴磯平
山名時五郎
宗観妻夕浪
吉岡宗観
松緑
坂東亀蔵
種之助
新悟
吉之丞
松江
高麗蔵
又五郎

三遊亭圓朝 口演
山田洋次 脚本・演出 
松岡 亮 脚本
二、文七元結物語(ぶんしちもっといものがたり)

左官長兵衛
長兵衛女房お兼
近江屋手代文七
長兵衛娘お久
家主甚八
角海老女将お駒
近江屋卯兵衛
獅童
寺島しのぶ
新悟
玉太郎
片岡亀蔵
孝太郎
彌十郎
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする