KERA CROSS 第六弾「消失」

3時間、ちょっと長いな。

それなりの役者たちの芝居なので、飽きはしないが。

前半は訳も分からず進んでいく。後半になってこういうことかなというのが分かってくるが、それを超える終末。現代批判を未来に借りてしている。ある意味、夢も希望もない。藤井、猫背は喜劇を抑えて悲劇を際立たせ。岡本、佐藤も存在感。入野の純粋な感じな芝居もフィット。

紀伊国屋サザンシアター

■作　　ケラリーノ・サンドロヴィッチ

■演出　河原雅彦

■出演　藤井 隆　入野自由　岡本圭人　坪倉由幸　佐藤仁美　猫背 椿