全く同じプログラムが先月ロンドンフィルであった。
ブルースリウは初めて聴いたが、やはり凄い。久しぶりにゾクゾクしたベートーヴェンはかなりテンポが速く感じた。繊細さと力強さと美しさ。ピアノはファツィオリ。亀井があと一年でこのレベルに到達できるだろうかと考えていた。最前列にグルーピーみたいなファンが陣取り、ピアノアンコールでプレゼントを渡す。こういうのはやめて欲しい。ソロリサイタルでやって欲しい。醜い。
マーラー5番、出だしのトランペットは無事だったが、そのあと、金管が乱れ、第三楽章のホルンもイマイチ。第四、第五は上手くまとめたが。日本人ファンは優しいなあと思った。
サントリーホール
出演
指揮:アラン・アルティノグル
ピアノ:ブルース・リウ
フランクフルト放送交響楽団
ピアノ:ブルース・リウ
フランクフルト放送交響楽団
曲目
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op. 73 「皇帝」
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調
ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 Op. 66(ピアノ・アンコール)