ほぼ満席か。
18:40から高関のプレトーク。いつもながら、彼自身の曲との出会いや関りと、楽譜についての話、これが非常に面白い。
サン=サーンスのピアノコンチェルト2番、この曲は聴きごたえもあるしもっと演奏されてもいいのになあ。奥井は初めて聴いたが、若さと堂々たるパワーと凄いなと感じた。
マーラー7番、金管が若干不安な個所もあったものの、素晴らしい演奏だった。1楽章はやや強すぎるかなと感じたが、2~4は危うい美しさを出し、最終章のカオスへ突入する。
高関は、地味ではあるが、しっかりした良い指揮者であると思う。
出演
高関 健(Cond)、奥井紫麻(Pf)、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
曲目
・サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調 op.22
・マーラー:交響曲第7番ホ短調「夜の歌」
・マーラー:交響曲第7番ホ短調「夜の歌」