サントリーホール
満席にはなっていなかった。8割以上入っていたか。
ウォンは、来日を機に大活躍。いろいろな楽団で、代役で振っている。
細川の作品は、本人も来ていた。現代曲だが祈りを感じる重厚な作品。
諏訪内のヴァイオリンは現代曲。チャイコフスキーコンクールで彗星のように登場して30年余り。90年代半ば、小澤さんとBSOが組んでの北米デビューはブルッフだったが懐かしい。国際的とは言われているものの、今一つという感じはする。音楽祭を企画したりはしているが。現代曲なりの緊張感はあった。
後半はマーラーの二曲を続けて。葬礼はマーラー2番の第一楽章とほぼ同じ。重厚な演奏。そして十番、ブルックナーのような響きもある。コロナ禍でマーラーを聴く機会が圧倒的に減っており、久しぶりに聴いたなあという感想。
出演
指揮:カーチュン・ウォン
ヴァイオリン:諏訪内晶子
読売日本交響楽団
ヴァイオリン:諏訪内晶子
読売日本交響楽団
曲目
細川俊夫:冥想―3月11日の津波の犠牲者に捧げる―
デュティユー:ヴァイオリン協奏曲『夢の樹』
マーラー:交響詩『葬礼』
マーラー:交響曲第10番 嬰ヘ長調より「アダージョ」
デュティユー:ヴァイオリン協奏曲『夢の樹』
マーラー:交響詩『葬礼』
マーラー:交響曲第10番 嬰ヘ長調より「アダージョ」
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