エキサイティングな時間だった。
曲順を変えて、最初に日本初演。パーカッションとアコーディオン、セッションのような時間は指揮者は座って観てる感じ、オケをバックに雄大なチェロを弾く時間、アルゼンチン出身の作曲家というのは何となくピアソラに通じるものもある。どうなるのだろう、みたいなわくわく感、チェロの技巧をしっかりと聴かせてくれる宮田の演奏。面白かった。
ストラヴィンスキーも弦なしの曲。
最後は、井上が得意とするショスタコ。9番は、スターリンじゃなくても、怒るよなってイメージを持っていたが、ショスタコが憑依したように、軽快かつところどころにパンチを繰り出すような演奏。
弦も重厚、金管も安定の読響はさすがと思った。
サントリーホール
出演
指揮:井上道義
チェロ:宮田大
読売日本交響楽団
チェロ:宮田大
読売日本交響楽団
曲目
ゴリホフ:チェロ協奏曲「アズール」〔日本初演〕
ストラヴィンスキー:管楽器のための交響曲
ショスタコーヴィチ:交響曲第9番 変ホ長調 Op. 70
ショスタコーヴィチ:交響曲第9番 変ホ長調 Op. 70
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます